石畳の坂道。
九州の秘境温泉プラス、湯平、杖立、由布院、黒川温泉を歩く旅が続く。 さて、メインの石畳道に戻ってきた。 一番下のところだ。ここから南にむけてずずっと登って行こう。
たしかに寂しい道だ。 人が歩いていない。
人が消えた昭和の世界に紛れ込んだみたい。 共同湯が見えた。
ここは、開いているらしい。しかし、貼り紙があって、地元の人しか利用できないとある。
まだまだ、復興中なのだ。 そろそろ、動いてる宿には灯りがつきはじめる。
数は少ない。 でも、ひっそり感は悪くはない。
全く、人がいないわけではなくてぽつりぽつりと出会う人がいる。土地の人ではなくて、観光客だ。
ときどき、横にそれて、川を見にいく。
道に沿って、右側はずっと川が流れている。
こういう道は横に入るのも楽しみだ。 なんだか、水害の跡も残っている。
とても痛ましい。
石畳に戻る。 また、昭和の風景に出会った。
ここの共同湯は営業してないらしい。
どんどん上に行ってみよう。 この道も昔は賑わったんやろと思う。 つげ義春の「貧困旅行」でも、ここで、場末のストリップ小屋に行って踊り子と親しくなる話がでてくる。 なけなしの金を握りしめて見知らぬ女と結婚しにきたはずなのに・・・・。
前に行った、石畳の道で思い出すのは、中国の貴州省にある青岩小鎮かな。
あいにくの雨の中であったけど、それが石畳によく似合っていた。
さすが、中国、どこにももれなく人がいる。
でも、いい雰囲気を味わうことができた。 また、行きたいなあ。
人がいてもいなくても、石畳には哀愁がある。
大分上まで上ってきた。
これが源泉なんか。
まだまだ先がある。
川が剥き出しになってきた。
大分日が暮れてきた。
そろそろ戻ろう。
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ありがとうございました。