京セラ美術館の帰りにサクッとお好み焼き。
京都、岡崎公園、「お好みや じゅんじゅん」さんへ。
友人と京セラ美術館に行くことがあった。
さる篆刻の団体の展示会があったのだ。毎年大々的にやってはる。中国の団体の賛助参加もあって、とても実力ある会のようだ。
わしらは、小さなしがないとこで細々と勉強してるんやけど、さすがに本格的、かつ実力一杯の作品を眺めていると己の卑小さがいやでも身につまされる。わしらもいまのようにタラタラやってたらあきませんなあといつも言い合うんやけど、時がたったら元の木阿弥になってしまってる。
そんなことはどうでもいい。
終わったらとりあえず腹が減った。喉も乾いた。
もちろんそういう時間を目指してきたんやけど、そのわりには、後にあんまり時間がなくて忙しない。
近辺でサクッと一杯やりつつ飯も食えるとこがないかなと歩き回ったら、意外とないものだ。
うろうろするううちにこの店、「お好みや じゅんじゅん」さんを見つけた。
というか一旦見過ごして、通り過ぎて、戻ったらわかった。
とてもさりげない、和風に入り口やったんで見逃したのだ。
中は、とても京都風。
おしゃれな小料理屋あるいはカフェとでも言えそうな佇まい。
上品な女将さんが迎えてくれる。
わしらはランチというよりは酒のアテ的に食えればええんでお好み焼きはちょうどおあつらえ向きだ。
友人は、ここの売りらしい、チーズ入り「じゅんじゅん焼き」を。
わしは、「ねぎミックス焼」をいただく。
では、生ビールをいただきながら、篆刻展の見学の反省会。
ビールはキンキンに冷えて、喉の乾きにしみわたる。
お好み焼き、ねぎ焼きはカウンター向こうで焼いてくれる。
世の中には自分で焼くのが好みという通の人もいてるみたい、あるいは客に自分で焼かせるのが方針というお店もあるみたい、やけど、わしはもっぱら焼いてもらいたい。面倒をさけたい。酒を飲みながら他のことはしたくない、派なんで、そういう店は避けるようにしてる。
わしらは、ビールを飲みながらまったりしてれば良い。これがありがたい。
待つことしばし、出来上がってきた。
薬味などもふりかける。
これで完成。
コテで切り分けて、コテで食う。
これがやっぱり美味しい食い方。
中はふんわり、そとはカリッと、王道の仕上がり。
ネギの風味がとても良い。
ビールのアテに抜群だ。
とても美味しかった。ご馳走さんでした。
店名 「じゅんじゅん」
ジャンル お好み焼き
住所 京都市左京区岡崎徳成町29-14
電話 075-761-4084
営業時間 11::00-14:30 16:30-22:00
定休日 不定休
メニュー 日本語
言語 日本語