京都、洋食の店、「グリル小宝」

  • 2009年11月25日
  • 洋食
  • 6人

岡崎公園はすでに紅葉が美しい。寒くもない秋の日にはこういう散歩が心地よい。
「確か、この辺りやったけど」と歩いていると、まず行列が目についた。
麺屋が集まっているあたりだ。有名なうどん屋、蕎麦屋があって、どの店にも
行列だ。ちゃっちゃと通りすぎて更にしばらく北に向かうと、
「ええー、ここも行列かいな」、数人並んでいる。
一瞬、「やめとこか」と思ったが、今は時間がある身だ。「ちょっとぐらいならええか」
と並んでみた。
並んでいる間にメニューを持ってきて注文を聞いてくれる。
聞いていると、「ここはオムライスがおいしいんで有名やそうやで」、
「私はそれにするわ」、「エビチャーハンもおいしそうや」などと囁きあっている。
「ふむ、ふむ、じゃあ私はオムライスにしよう」と心で決めた。
しばらく待っていると、「お一人さんなら、大テーブルで相席でもいいですか?」と
聞いてくれる。「しめしめ、これを待ってたんや」
「全然問題ないですよ」と中に入る。ラッキーだ。
店は明るくて清潔だ。店員の態度も丁寧だ。「これはB級というよりは、ちゃんとした
レストランやなあ」と思ってたら、ウエイターが水を持ってきてくれた。
他の人には水のお代わりを入れている。「おっ」と思ったら、中国の茶芸のように、
水さしを高々と持ち上げて、下に構えたグラスにかっこよく?注ぎ込んでいる。
「このへんはB級やなあ」とにんまりした。
客の半分以上は900円のオムライスを食べている。400円アップの大盛りの人もいる。
ランチは1800円。オムライス以外はかなり高めやね。
確かにおいしい。卵のじゅるじゅる具合もなかなかやし、ソースもうまい。
それで、出入り橋の「インペリアル」を思い出した。
あっちの方がうまいかもしれない。又行ってみよう。
ソースはオムライスと食べてる時はよかったが、最後に更に残った部分をちょっと
味見したらちょっと?が
他のも食べないと何とも言えないかもしれない。
なかなかいい昼ごはんだった。

 

店名 グリル小宝
ジャンル 洋食
住所 京都市左京区岡崎北御所町46
電話 075-771-5893
営業時間
定休日 火曜・第4水曜・12/31~1/3
メニュー 日本語
言語 日本語のみ

毎週水曜は食べ物に関する話です。