京都、祇園四条、「貴久政」で風雅なランチとお酒。
この日は、旅仲間の友人の洋画グループ展に行った。
まだ昨年の終わり頃、今から思えばコロナもゆるやかな時だった。
芸術を鑑賞した後はゲージツのココロで一杯やろう。
とかなんとか言うて結局は気の合う友人がいたんで酒を飲もうというだけの話だ。
しかも、場所は祇園の近く。
それなりにええもん食ってみたくもある。
しかし、コスパはええにこしたことはない。
それに、手術後の今はまだあんまり食べられへん。
そんなわしにちょうどええとこがある。前に行ってとても良い感じやった。
四条通り、南座のところよりから少し東の大和大路通りを北に上る。
右手には高級そうな料亭がいっぱいありそうなところだ。
川の1本手前の路地を右に曲がると、ひっそりとしたいかにも京都の
小料理屋さんという感じの、とてもよい佇まいのお店がある。
さっさか歩いてると見過ごしてしまった。
ちょっと戻って無事入店。
予約してなくても入れてくれた。
前の時のそやったけど、わりと敷居低くいれてくれる。ただ独特の敷居がありそうで、
前に来た時も、空席があるのに、予約でいっぱいとか言うてはった。
知らんけど。 勘違いかもしれんけど?
早速、お酒をいただく。
とても美味しい。普通の酒やけど雰囲気が酔わせるのか。
清潔ないかにも割烹という板前さんたちが3人で迎えてくれる。
いい感じだ。大体の値段を知ってるんでええんやけど、知らん買ったらちょっと
心配。
さて料理が来る。
考えて注文する必要はない。お任せ一択だ。多分2000円。
場所が場所だけにちょっと緊張する。
先付け。
とても上品で美味しい。さすがやね。
次はお造り。見た目にもとても美しい。目で愛でて、舌で愛でて。
酒もいっそううまくなる。
だんだんと話がもりあがって食うのがおろそかになりがちではあるが
炊合せがやってくる。
はんなりと爽やか。とても優しい味だ。
京料理って薄味ってよく言われるけど、決してそんなことはないと思う。
食べた時にそう思わせても、しっかり塩味が入っていて、知らんうちに
喉が乾いてくる。
それで酒がすすむ。
次は焼き物。
だし巻き卵と西京焼き。
プロならではの食感と香と味わい。
素晴らしい。
いくらでも飲んでしまいそうやけど、そうもいかん。
そろそろシメのご飯がでる。
優雅なご飯ではないか。写真をとり遅れたけど。
お漬物もとても美味しい。
そしてデザートでおしまい。
この場所で、この雰囲気、この料理、この味わい、コストパフォーマンスは
とても良いと思う。
ご馳走さんでした。
店名 「貴久政」
ジャンル 割烹・小料理、京料理
住所 京都市東山区八坂新地末吉町78
電話 075-525-2869
営業時間 11:30-13:00 17:0-?
定休日 日曜、祝日
メニュー 日本語
言語 日本語
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ありがとうございました。