メアリー・スチュアート、「踊る白馬の秘密」
ヴァネッサ・マーチは元獣医、今は主婦。主婦友のティモシーは元夫と
色々問題があるらしい。息子をオーストリアの夫の元に連れて行ってくれと
頼まれている。
そんなん無理と断っていたら。
あんたの夫はオーストリアに居るのと指摘された。まさか、夫はストックホルムに
いるはず。まさか? オーストリアのニュース映画に出てた?
確かめなくては。
確かに。 オーストリアに行かなくては。
てなことで、ティモシーをつれてオーストリアへ飛ぶ。
さて、そこで何が起きたか。
場所はグラーツ地方、オーバーハウゼン村。巡業のサーカスで事件が起きたか?
夫がいた火事の現場で何があった?
男性2名が焼死したこともわかった。夫と何か関係が?
調べてるうちに、元獣医の技術が生きることになった。
サーカス団のまだら馬を治療。
この馬もなにかおかしい。
もしかしたらただの馬ではないのかも?
更に事件が起こる。 謎が謎を呼ぶ。
そして分かってきたこともある。
ウィーン馬術学校と関係があるのか?
何故馬は偽装されていたのか?
舞台はツェヒスタイン村のツェヒスタイン城へ。
そこで何が起こるのか。何があったのか?
事件はそもそも何だったのか?
とても面白い。
舞台はヨーロッパを駆け巡る。
古城の旅も面白い。
原田マハ、「風神雷神 上、下」
ある日、京都国立博物館研究員の望月彩のところに不思議な来客があった。
マカオから来たというレイモンド・ウォンという青年だ。
彩の専門は俵屋宗達だ。それに関する重要な情報があるから是非ともマカオに
来て欲しいというのだ。
謎に惹かれてマカオに行くと、見せられたものは?
古文書と西洋絵画?
その中身は?
何故これがここに?
話ははるか昔に遡る。
マカオと言えば、元イエズス会の拠点だった。
あの天正遣欧少年使節団が通ったところだ。
そして話はその少年団に・・・・・。
むかし、信長の時代に天才少年絵師がいた。俵屋宗達だ。
なんとある日、信長に呼ばれた。そしてあることを命じられた。
そして、天正遣欧少年使節団がヨーロッパに船出する時がきた。
宣教師ヴァリニャーノが率いる旅はどうなった。
歴史が語るとおりだ。
しかし、1名の余分がいた。それは誰だ。
時は、ルネッサンス?
なぜ俵屋宗達が?
彼が持っていたものは?
彼が向こうで得たものは?
とっても荒唐無稽?
とってもチャラい?
面白いようで、おもろない。
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