天神橋、坦々の坦々麺

久しぶりに坦々麺が食べたくなった。
あの汁のない本格坦々麺が恋しくなったのだ。
「いらっしゃい」上品なおじさんが出迎えてくれる。
どうもあのおじさん、どっかで見たことがある。前にこの近くで同じ経営の
「好吃」という店があった。イタリア料理店の2階でウエィティングバーまで
ある、とても中国料理店とは思えない店があったが、そこに行った時に
出迎えてくれたおじさんと同じだと思うのだ。
「好吃」は安くはなかったが、感じのいい店だったし、本格四川料理が
食べられたので好きだったのだが、もう今はない。残念だ。
多分料理は似たような傾向だと思うが、やっぱり雰囲気が一番大事なのだ。
「坦々麺下さい」
「辛さはどうします?」
「特別辛いのを」
前にも紹介したことがあるが、東京にある四川料理店風のシステムで、
定食だと、ご飯がおかわりできる。それに付け合わせのおかずもお代わり
できるのだ。東京だと、定食でなくてもいいし、おかずも水餃子や
野菜炒め、分厚く切ったザー菜なんかも食べ放題なのでこっちはちょっと
けちってるかな。
今は沢山食べる人ではないので、それは関係ないのだ。
さて、坦々麺が来た。
「足りなかったらどうぞ」唐辛子と山椒の粉をつけてくれた。
勿論全部入れてしまった。
ここの麺は独特でもちっ、ねばっとして歯ごたえがある。
四川風の辛いタレによくからんでおいしい。辛さの中にゴマの甘さと
風味がからみ、中国山椒のびりり感も加わって相当おいしいのだ。
隣のテーブルでは麻婆豆腐を食べている。
「こっちも旨いのだ」
同行者がいれば両方食べれたのに残念だ。

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店名、「坦坦」
ジャンル 四川料理
住所 大阪市北区天神橋1-20-3
電話 06-6351-0453
営業時間 11:30-14:00 17:30-22:00
定休日 火曜日
言語 日本語
メニュー 日本語

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