九度山暮らしのある日、手術後9ヶ月目、或いはコロナ怖−29、御神楽(獅子舞)に癒されよう。

御神楽(獅子舞)に癒されよう。

梅雨の真っ最中の時の話。雨の合間を縫って何か音が聞こえる。笛の音のようだ。
なぜか懐かしメロディ、ピーヒャララってやってはる。
こんな雨の中、何やろと不思議やった。しばらくして気がついた。
もしかしたら御神楽(獅子舞)が来てはるんかもしれん。よう考えてみたら、毎年、この辺りには
御神楽(獅子舞)が回ってはる。例年はもう少し早く、確か5月のうちに来てたように思うけど
今年はコロナのせいで遅くなってるんかも知れん。
獅子舞って、どこでもやってるわけではない。どこかの神社で奉納のなんちゃらで
たまたま見たりすることはあるけど、子どもの頃の地方の田舎の日常生活であんまり
見たような記憶がない。
しかし、ここ九度山では、伊勢の方から来るという獅子舞の一行がこんな風に年に1回程度
やってくるという風習に出会えた。たぶんこのあたりどこでもと言うわけではないやろけど
そういう風習が残っているというのはとても面白い。
わしも毎年1回くるというのは来て初めて意識するくらいであんまり深く考えてなくて、
たまたま巡り合ったら、1つやってもらおうとお願いしたことがあるくらいだ。
この日は、閉塞感漂うコロナ気分の上に梅雨の雨で鬱陶しすぎる、なんてときにピーヒャラが
聞こえて、それほど近くでもなかったけど、一つうちにも来ていただいて、疫病退散、
無病息災と舞っていただいて、獅子に頭を噛んでもろたら術後の免疫力アップや
コロナ退散にご利益があるかもしれんと思った。
早速、呼んで来よう。

別に信心心があるわけではないんやけど、こういうことでプチ盛り上がり、プチお祭り、
的なことがあると気分が変わっていいではないか。

小降りになった雨のをついて家までやってきてくれた。
ピーヒャラ、ピーヒャラの音にあわせて獅子が舞ってくれる。
鬱陶しい気分が晴れてくるようだ。
ついでに頭を噛んでもらった。
これでバッチリ、例えこのあたりにコロナがいたとしても、あるいは将来寄ってきたとしても、
きっと方法のていでいなくなるに違いない。
めでたし、愛でたし。
住所教えておいてくれたら来年来るまえに連絡くれると言ってくれた。
これで来年までコロナがいても大丈夫だ。
もちろん、術後の養生も順調に行って、来年の今頃は食欲倍増、消化力倍増で
昔の勢いを取り戻しかけてるかもしれん。

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ありがとうございました。