九度山暮らしのある日、手術後8ヶ月目に入った。−24、ウォーキングはほどほどに。

ウォーキングはほどほどに。

手術後の体は順調に回復してるんかどうかはようわからん。消化力は相当落ちたのが
まだまだ回復とは言われへん。その分体重も減ったままだ。これはだいぶ時間がかかりそう。
運動能力は、ウォーキング以外は何もやってないんで、向上することはない。
とくにパソコン暮らしで体がガチガチに固まっていて稼働範囲が極端に少ないというのは
自覚はすれど手立てをやってないからどうにもならん。
歩くことを通しての体力維持はそこそこできてるんとちゃうやろか。
しかし、今はコロナ騒ぎの真っ最中だ。こんなんでええんやろか?
聞くところによると基礎疾患のある人はコロナにかかったらイチコロらしい。
怖いなあ、基礎疾患てなんやろって思ったら、心臓やら肺やら糖尿やらいろいろ上がってるけど
癌の手術をした人なんてのも上がって場合がある。
わしはその中に入ってしまうではないか。ならばどうしたらええか、コロナに近づかんように
せんとあかん。しかし、コロナはどこにいてるかわからへん。見えへんもんに怯えて暮らさんと
あかんのか?
それはともかく体力をつけておくのが大事みたいだ。
コロナがひっついてきたら弾き返すほどのやつが必要だ。
てなこともあるんで、わしができる唯一の体力づくり(ウォーキング)にかけて
ひたすらその成果にすがらんとあかんみたいなのだ。
朝も夕も歩きに励む。
ところが、最近ちょっと調子がよくない。
ポールを振っても中々力が入らへん。ポールが地面に当たってカチャカチャ言う音がやたら大きい。
何やろ?
急にパワーが落ちたんやろか?
結構疲れる。
もう1ヶ月以上こんな状態だ。
おかしい?
ふと気になってポールの先端のゴムを見てみた。

先っちょはこんなになってる。

このゴムの部分は着脱可能で、ポールの先端が尖ったアルミパイプみたいになっててそこに
差し込んで使うのだ。それがゴムが地面と当たる部分がすりへって穴があいて、ポールの
金属先端がじかに地面に当たってたのだ。
何やこのせいか? こんなになるほどひたむきに練習したわけでもないんで、このゴムって
減りやすい、消耗品ってことなんやなあってわかった。
この頃はコロナ絶好調やから街に買いに行かれへん。通販で調べたらヒットしたんで
それで済ます。

何や、これでええんか。
付け替えてみたらえらい具合がええ。
ゴムの適度な反発が手に戻ってきて力を入れやすい。何のことはない、これでガンガン歩ける
ではないか。
たかがゴムの反発力がこれほど大事やとは思わへんかった。
それでも毎日えげつなく暑くなってきた。
コロナ対策にはええかもしれんけど、体にはコタえる。
体力をつけてるんか、なけなしのエネルギーを使い果たしてるんかようわからんけど
まあ、様子をみながら頑張ろう。

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ありがとうございました。