大阪、高島屋、「京都の若冲とゆかりの寺ーいのちの輝きー」展を見に行った。
これは京都の高島屋でやってるのを知ってたけど、色々予定があって行かれへんかった。
しばらくしたら大阪でやってるやんか。大阪高島屋やったら、九度山からすぐに出ていける。
それやったら行って見よう。
えらいぎょうさん人がいてる。
いまブログを見て頂いてる約2週間前、コロナウィルスの話が今ほど強烈ではなかった頃、
それでも自粛モード、様子見モードの頃ではあったはずやのに、中は人でギッシリ埋まってる。
入り口でパンフレットをもらって中に入る。
いきなり行列だ。まず最初の説明書き。じっくり読んでいく人が多い。大抵のことはしってるわいと
高を括って先へ行く、しかし、抜かしたからといって先が空いてるとは限らへん。
皆さんの頭と頭のあいだから、背伸びしたり、横伸びしたりしながら絵を見ていく。
素晴らしい。
なんという大胆不敵。
凡人のささやかな想像力をあざわらうか如くだ。
その中に細心の企みが密められている。
動きがあってユーモアがある。
確かにマスクをしてる人は多いけど、こんなに狭いとこにくっつきあって大丈夫かいなと
おもったりするけど、ビクビクしてる暇はない。
爺さんも婆さんも、おっさんもおばさんも丁寧に眺めてはる。
抽象的ともいえるやつもあるし、哲学的といえるやつもある。
彩色画はもちろん綺麗で超絶技巧であるけど、わしは白黒のやつがええ。
洒脱と諧謔に心惹かれる。
奥にいくほど空いてくる。
だんだんと後ろに回らんでもすむようになる。
これはありがたい。
しかもところどころに椅子がある。
これはありがたい。
歩くのにはあんまり疲れへんけど、この日は散々歩いた後やった。
しかもトレーニングやから必死であるいたんで結構体が弱ってる。
それにじっくり見られるからとてもいい。
年寄りばかりではなくて若い人たちが多いのもええことだ。
わしらにはたいした益はなくても、若者たちの糧になればそれはとてもいい。
ネズミや犬、猫のような虎、かわいいやつがいっぱい登場。
いいですなあ。
てなことで、最近、若冲からみの展覧会があっても、もうほとんど見たことあるしなあ
なんてあんまり行くことがなかったし、確かに今回も見たことある作品がほとんどでは
あったんやけど久しぶりに見てやっぱりええなあって思った。
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ありがとうございました。