九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−29、日本酒が一番。

日本酒が一番。

飲み会でゆっくり飲んでもビールはまだ駄目って分かった。やっぱり日本酒かなあ。
それだけではつまらんので、いろいろ試してみる。
幸い、毎晩結構飲んでたんが急に少々になってしまったんで、備蓄が少々ある。
これを機にチビチビ味わいながらの晩酌にしてみよう。
ウィスキーはどうやろ?
そういや、こないだ土産に買ってきてもらったやつがある。
北海道のニッカへ行った土産屋から本格的だ。竹鶴でなくてざんねんやけど、「余市」でも
何の問題もない。

とても美味しい。最近はウィスキーが投機の対象になったりして品薄になったり価格が
暴騰したりしてるらしい。わしら庶民が愛飲するやつには関係ないんかもしれんけど
残念なご時世ではある。
ソーダで割ったらビールと同じ現象が起きるやろし、水で割ったら薄くなる。
いつも大体ストレートで飲んでるんでチビチビやったら同じやろ。
飲んでるうちは問題ない。
あとできつく酔うんとちゃうか心配だ。
シングルモルトやからとても美味しい。飲みすぎ注意。
で、結論は、何の問題もないけど、今は酔いやすい体になってるみたいなんで、飲み過ぎには
くれぐれも注意せんとあかん。
では、焼酎はどうか。

九州の親戚に土産で持ってきてもらった「利右衛門」の赤と「あらわざ」。
どっちも鹿児島の焼酎だ。普段聞いたことがないけど有名なブランドらしい。
南薩摩の伝統の味とか書いてある。
とにかく飲んでみる。
とても美味しい。特に利右衛門の方が好みかもしれん。すっきりしてシャキッとしてる。
ウィスキーに比べたらアルコール度数はやや低いものの飲みすぎ注意は同じことだ。
やっぱり九州の焼酎は奥が深い。
知り合いがいると色々楽しませていただける。ありがたい。
しかし、濃い目のやつを心配しながらチビチビやるのは気持ちが落ち着かへん。
それに、アルコール度数に応じた効き方で体に作用してるみたいやからコントロールが難しい。
やっぱり日本酒をゆっくり飲むほうがしばらくは安心感がありそうだ。
今飲んでるやつはこんなやつ。

新潟の酒だ。昔ほどのプレミア感はないんで気楽に飲める。
特に「越乃寒梅」は素直な柔らかい優しい味なんでとても飲みやすくて美味しい。
これを飲んでしまうとそろそろ日本酒の備蓄が切れてきそうなんで切れないよう
気をつけんとあかん。
強いやつの練習も必要だ。
よう考えたら、手術の後、酒の飲める量が減って、少ない酒で結構酔うようになってきてるのは
もしかしたら、体のためにも、財布のためにもありがたいことなんかもしれん。
酒に強くなる、酒がたくさん飲めるようになる、そういう必要性って特に無いんやから、
もしかしたらこのままでええんとちゃうやろか。
頑張らんでもええんとちゃうやろか。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。