自家製わさびの醤油漬け。

自家製わさびの醤油漬け。
春近くなると気になることがある。
わしの知り合いがわさびの葉っぱをくれへんかなあって待っているのだ。
山に自生してるわさびを、その山は自分の山やからと言う人が、適当に採取して
持って来てくれるのだ。

もちろん根をとるために清流のそばで丁寧に育ててるというようなやつではなくて
山の中にいつのまにか自生するようになったんで、根っこはないけどその葉っぱを
食ってみたらたしかにわさびでしかもそれが美味かったというんで、前にいただいたことがある。
わさびのいい香りがするんで、さっそくわさびご飯にしたり、醤油漬けにして食ったら、
とても美味しくて、すっかり病みつきになってしまった。
それ以来、この季節が来るのを楽しみにしてる。
さて、今年もいただいた。

いい香り、ツンと刺激臭。とても良い。
葉っぱと茎をザクザクっと切ってさっと湯がく。沸騰ではなく、80°Cくらいがいいらしい。
湯切りをして、袋に入れて揺さぶると香りがたってくる。
それを醤油につけて瓶で保存する。

食べる時にもまたシャカシャカ振ってやると香りが立つ。
これを酒のアテにすると酒がいくらでも飲める。

葉っぱも茎も、シャキシャキと噛み締めると醤油とわさびの味の間から、わさびの辛味と
香りがグイーンと口の中に広がって、そこにお酒を一口流し込むと、とても良い具合に
酔っぱらえるのだ。
実は、昨年末にこのわさびの根がついたやつを少々いただいた。
自宅でもこれを植えて増やそうなんて浅ましいことを考えたのだ。
大事にしてたはずやのに冬を越す間に見えなくなってしまった。
だめかなあって思ってたら、春が近づくにつれて葉っぱが出てきた。
最初は、こりゃあ何だ? と思うような小さな葉っぱやった。
植物の名前を調べるアプリで見ても、ニンニク何ちゃらって出てくる。
なんか手違いで違うもんが育ってしまったかと残念に思ってた。
もっと春になった。
しっかり大きな葉ができた。

いいぞ、いいぞ。
今年は無理でも来年からは自家製わさびが食べれる。
これはうれしい。
他愛のないことではあるけど、みじかにちょいと変わったものがあると心豊かに
なるではないか。
いずれは薬草と仙人くらし?
さて、どうかな?

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ありがとうございました。