ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−76、木の中に仏頭、「ワット・マハタート(Wat Phra Mahathat)」。

木の中に仏頭、「ワット・マハタート(Wat Phra Mahathat)」。

さて、次はというとえらい賑やかなとこへ連れて行かれた。有名な寺院らしい。

ザクッと説明したら、集合場所を決めて自由時間、自由行動ということ。
その方が気楽でええ。
とても大きい寺院跡だ。

様々な仏塔や伽藍があちらにもこちらにも大規模に配置されている。

そして夥しい数の仏像がどんな隅々にでもおられるようだ。

13世紀に栄えたと言うから日本の室町時代の頃なんやろか?

物凄くわかり易い特徴がある。

殆ど全ての仏像の頭がない。

あるやつは後で修復されたやつかもしれん。

そうであってもなかっても、ここの仏像はとても気品がある。
坐像からは只者ではないと思える凛とした空気がただよってくる。

それは、たとえ頭が無くても、上半身の殆どがなくてもやはり同じような
強い存在感を感じる。

仏師の芸の力か? 祈りの心の為せる技か?

ここの仏様たちは素晴らしい。
周ってたら、えらく人だかりがする。写真を撮ろうと思ったら怒られた。
木の根っこの中に仏様の頭が埋まってる状態のがあったのだ。そのお顔より上から
写真を撮るのは不敬だということらしい。
しゃがんで写真を撮らせていただいた。

炎天下、広い境内は回りきれんくらい広い。傘をだして日傘かわりにヒーヒー言いながら
歩く。

それでもとてもええとこやったと思う。
暑さの中にも静けさと、凛とした空気が感じられる仏様が沢山いてはった。
素晴らしい。

「ワット・マハタート(Wat Phra Mahathat)」

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ありがとうございました。