クラシックカー大集合、「VETRO MONTAGNA 2019」というのがあった。
ある日散歩してたら町の中に大きなポスターが貼ってあった。
九度山の道の駅にクラシックカー大集合って書いてある。そう言えば去年の同じ頃にも
これがあったなあって思い出した。
これが又今年も来るんか、ならば見に行ってみよう。
なるほど、それなりに地道に、田舎としては賑やかに始まってる。
というても車を展示してあるだけ、思い思いに車に群がっている。
MG、MORGAN、BMW、シトロエン、メルセデス・ベンツ、アルファロメオ、ランチア
オースチン・ヒーレー、ロータス・・すごいなあ。
何がなんやらさっぱりわからんけど値段が高そうってことだけはようわかる。
こだわりの楽しみには金がかかる。
外観も完璧やし、勿論整備も完璧なんやろ。部品なんかいまさら揃ってるわけはないんで
いろんな工夫で調達してはるんやと思う。
遥か昔、アルファロメオ、ジュリエッタというやつに乗っていたことがある。
就職して何年かしての給料安いペーペーの時代(いつまで偉くはならんかったけど)の
話なんで高価な外車なんか買えるはずもなかったんやけど、たまたま飲み屋で知り合った
人の知り合いから超超中古のやつを格安で譲っていただいたというやつだった。
10数年たったかなりの老朽車ではあったけどカッコええ。
エアコンがついてない。びっくりするけどその当時は珍しくはなかった。この車の
前後もわしはエアコンがないクルマに乗っていた。たぶん車にエアコンはある程度
贅沢品でもあった時代なのだ。
しかし、何が何というても運転しやすい。運転してて楽しい。車ってこんなに走りやすくて
気持ちええもんなんかって後にも先にもこれを越えるものがなかったくらいだ。
やや坂が多いワインディング・ロードなんかが特別気持ちがよい。思ってように車が
動いてくれるという快感がある。
ハンドルはナルディのウッドステアリングでメッチャ操作しやすい。
ウェーバーのキャブのグォって言う吸気音がとても良い感じ、なんてことで機嫌良う乗っていた。
しかし、えらくガソリンを食う。
それだけならまだしも頻繁に故障して、その修理費がとてもたまらんほど高額だ。
1年あまりでとうとうわしが乗り回すのは分不相応ということがようわかって
手放すことにした。それでもそこそこ買ったのに近い値段で売れたんやからやっぱり
名前の力はたいしたもんだ。
そんな話はどうでもええとして、やっぱり大事に手入れして乗ってはる車はいくら
年数がたっていても魅力たっぷりで美しい。
誰もが見惚れるはずだ。
てなことで会場を後にすると、場外でイベントを盛り上げるための歌を歌ってる
人たちがいてる。お店もいくつかでてる。
こういうやつが盛り上がったらええのになあって思う。
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ありがとうございました。