神戸、チキンジョージージ、ロックコンサート

「最近ロックを聞いてないなあ」と思っていた頃、知人から、
「神戸でライブやるけど聞きにきませんか」と声がかかった。
GAP(Great Artistic Planet)というバンドだ。昼間は普通の職業を持ちながら音楽活動を
やり続けているすごい人達だ。
今までは、仕事が終わってから三宮まで来ていたので、飯を食う時間がなかった。しかし
今は余裕があるので飯を食ってビールまで飲んできた。
ほろ酔い加減で気持ちがいいが、始まるまでまだ少し時間がある。
「やっぱりビール飲も」、「ビールと枝豆下さい」
ビールは減るが、枝豆は減らない。食べないからだ。
「ここいいですか?」、「ああ、どうぞ」満席になってきた。隣にも若者が座った。
「さて、そろそろ始まるぞ」頃会いだから、もう一回トイレに行っといて、ビールも補充
しておこう。
「じゃじゃーーん」
始まった。いつもの楽しい会話と音楽が流れ始める。
「これ食いませんか?」合間を縫ってそっと隣の二人連れに枝豆を指さす。
「腹一杯で食えないんです」
「はあ、ありがとうございます」
実は迷惑そうだ。
前はジョイントコンサートだったが、今回はGAPのワンマンだ。
いろいろ趣向を凝らして楽しい。
皆ガンガンのってきた。聴いている方ものってきた。
休憩でトイレにいって、又、ビールを補充だ。
枝豆は手をつけてもらえてない。「変なおっさんや。怪しいぞ」って思われてんやろなあ。
「一五一会」という沖縄の珍しい楽器もある。
なんか懐かしい調べのような気がして、「これはええなあ」
ドラムスの人がいきなりピアノの弾き語りをしだした。
ビートルズナンバーも出て来た。
やっぱりロックはええなあ。
久しぶりに元気を貰えた一日であった。

rock100603

毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。