ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−67、Nong Khai(ノンカーイ)駅で夜行寝台列車を待つ。

Nong Khai(ノンカーイ)駅で夜行寝台列車を待つ。

雨はほぼやんだようだ。駅の待合所というか、日本にもよくある改札所前のベンチのある
空間みたいなところはそれほど広くはない。改札の柵はなくてそのままホームに出られる。
一応次に出る列車の列車番号と出発時間が掲示されている。
今は18時前でわしらが出るのは19時20分頃のはずだ。まだまだだいぶ時間がある。
といれは中央の待合所からホームのタイ側に少し行ったところにあった。有料だ。
3バーツほど取られたような気がする。その近くに売店があって簡単なモノは売っている。
食事をしようと思ったら駅の外に行かんとあかんみたい。外は野っ原ではなく町がある
みたいなんで食堂なんかもあるかもしれない。
そうえばそろそろ晩飯の時間だ。売店にはカップラーメンかスナック菓子くらいやから
食う気がせんし、外へ探しに行くのもスーツケース引きずっては気が重い。
列車の中の食堂に行くか売りにくるやつを買うのも旅の想い出としてはええんでは
ないかと考えている。
それにしても時間が長いのに休むとこがない。満員だ。次々に人が集まってきてる。
難儀やなあ。その上暑い。風通しのあまり良くない待合所は暑さが体にへばり付く。
そのせいか、みなさん口数が少ない。ひたすら耐えるだけだ。
先程出会った日本人の女性はどこへ行ったんやろ? どっかに紛れ込んではるみたい。

なんて思いながらブラブラしてたら、ファーストクラス用のラウンジらしきものが
あるではないか。実は、こんかい深夜特急に乗るに当たって、1等にするか2等にするか
迷ったんやけど値段的にそれほど大きな差はないんでこの際記念に、ええ経験しとこうと
1等にしたのだった。

もしやと思って係員らしき人に聞きに行く。問題ないらしい。

ならばと中に入る。

これは快適ではないか。
まずエアコンが効いてる。中は結構広いのにガラガラだ。他に1等乗客がいないのか?
あるいはこんなとこがあるのに気が付かないのか?
ゆったりとしたソファにでれっと寛いでいるととても気持ちが良い。
お茶や珈琲も飲めるし、若干ながらお菓子もあった。
ミネラルウォーターもある。
しかし、何をおいてもエアコンが効いてる部屋で座ってゆったりくつろげるのが
何よりだ。
とにかく見つけてよかった。これからこの路線を利用される皆さんにも絶対オススメだ。
休憩場所を確保できたんで安心して構内を散歩できる。
そのうち列車がやってきたけど、1時間前のやつだ。

1日何本あるんかわからんけど結構賑やかなもんだ。
今回は一気にバンコクまで行くけど、せっかくここまで来てるんやったら途中に
あるイサーン地方など面白そうなとこはいくらでもありそうなんで、チャンスが
あればタイの東の方、国境付近を巡る旅もいつかやってみたいと思う。
そうこうするうちにわしらが乗る列車がやってきた。

もう日が暮れて真っ暗だ。わしらが乗るのは2号車、ということは前から2番めか?
ずうっと先ではないか。

Nong Khai(ノンカーイ)駅

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ありがとうございました。