今年のボージョレ・ヌーボーを頂いた。
味や香りは写真には写らないが、フルーティで良い味であった。
特に感動する程ではないが、今年はいいできと言えるのではないだろうか。
そういえば今年はペットボトルでの販売もあったそうだ。
こういう酒は庶民感覚でがぶがぶ飲むのがいいのでペットボトルで安く
できるのであれば大歓迎だ。しかし不思議なのは、なぜボージョレ・ヌーボー
だけが解禁、解禁と騒がれるのだろう。
それほど待ち望んでいる人がいるのだろうか?
売る方にはいいきっかけつくりにいいだろうし、聞く方もそれを頼りに
思い出すという程度には役に立つ。
そういう意味では、季節のある食べ物についてはそれぞれ解禁日を決めて、
いろんなイベントをしたら売る方も買う方も楽しいのではないだろうか。
・さあさあ今日から水菜の解禁だよ、はりはり鍋がやっと食べられるよ
・さあさあカボチャの解禁だよ、今日からカボチャの煮物が食べられるよ
・・鯖の日、秋刀魚の日、いろいろだ。
少なくとも我らの主食である米の解禁日くらいは日を決めて新米解禁、大イベント
なんてやれば、自分の住む土地にどれほど良い米があって、それの出来たて
を食べるのがどれほどおいしくて幸せかと思う心が少しは広がるのではない
だろうか。
芸能人を動員してわざとらしく騒ぎ立てもしたらそれはそれでシャレになって
おもしろいのではないかと思う。
他所の国のモノばかりを意味も無く囃したてて自国が寂しくなっていくのは
哀しいではないか。
話が支離滅裂になってきた。
毎週金曜は酒や茶に関する話です。