先日用があって久しぶりに和歌山の田舎に帰った。
和歌山の海南と言う所だ。
それで、近くにある名手酒造に寄って、「黒牛」という酒を買った。
今年の新酒だ。
家の近所という事もあり、昔からこの酒は気に入って飲んでいる。
ここの大吟醸である「一掴み」もすばらしく旨いが、
純米酒を普通に飲むのが日常の酒にはちょうど好い。
それ程甘くなく、香りも味わいもなかなかよい。
今回は、これを買ってお気に入りのスナックに土産に持って行って
みんなで楽しく飲んだ。
因みにに名手酒造のホームページを覗いていたら、
「黒牛」という名の由来は名手酒造のある黒江のあたりは万葉の歌枕
にある黒牛潟が遠く望めるところで、
その景色を愛でて「黒牛」という石が近くの神社にたしかあったはず
だった。
それにちなんでつけたのか、酒が先なのか、どちらかはよくわからないが
そういう関連で名付けたのだそうだ。
そして、ホームページに「雑賀紀光」という画家の画があった。
この人覚えがある。小学校の画の先生。
家にも来た事がある。洋画家だったはずだけど墨絵も描いていたのか。
懐かしい。
毎週金曜は酒や茶に関する話です。