中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−60、杭州市、河坊街、花鳥城で買い物。

杭州市、河坊街、花鳥城で買い物。
雷峰塔の中には昔の資料や発掘資料が展示されてる。あんまり時間がないんで速やかに
通り過ぎたけどゆっくり見る価値はあったかもしれん。
建物のレンガはこんな感じやったらしい。

これを粉にして飲んだら体にエエなんて誰が考えたんやろ? 信じるバカは今でも
どこにでもいてる。それで積木くずしみたいにわしだけは大丈夫と一個ずつ盗んで
行ったんやろ。
発掘現場の地中からは銀の塔が出てきたらしい。

盗人もこんなお宝はよう見つけなんだ。
てなことでサラッと見たら河坊街へ急ぐ。

清朝時代の建物を模した土産物屋街で、特別なにかエエことがあるわけではないんやけど
古ぼけて見せたお店が並ぶだけでえらい人気があって、西湖の観光客は皆さんここに
来はるんとちゃうやろか?

わしらは人をかき分けかき分け急がんとあかんわけがある。
この本屋に行くのだ。閉店時間が迫ってる。

こんなお土産屋街の真っ只中の小さな路地を入ったその奥に、書画の芸術書だけを
置いた専門店があるなんて、それを知ってるだけでわしはちょっとエヘンと自慢だったりする。
急いで来たけど勘違いで閉店時間にはまだ余裕がある。
中国では本がとても安い。印刷が美しくないという噂もあるけど安いにこしたことはない。
特に画集なんかは日本で何万円もするような大きさ重さのやつが数千円で買えたりする。
しかも中国の文人画や南画の画集なんて日本でも簡単に手に入るわけではない。古書店や
古書市を探しまくっても見つからへん時が多い。そういうやつが普通に品揃えされて
在庫されているのだ。
そういう仲間が集って買いに入ったもんで皆さん一生懸命だ。
それでも一通り買うもん買うたら一段落する。
さて河坊街にはもう用はないんでもういっかい西に戻る。

あいかわらずかき分けかき分け、商店街の入り口近くのビル、花鳥城へ入る。

ここもメッチャ妖しい商業ビルだ。1階はほぼ花屋さん。

2階、3階はようわからんけど乾物屋さんらしい。

わしらの仲間の女性陣がここで発進。
何やら目に止まったらしい。

色々物色してはる。お買い物は楽しいね。
次はわしらの番。
4階には篆刻石の専門店があるのだ。

こういうお店は日本にはない。貴重なお店だ。しかも杭州美術学院の学生さんが
ご愛用の店なんで練習用の安い石が一杯ある。わしらの腕では高級な石は必要ない。
そやからとても助かる。
カバンが重くなるのも忘れて一生懸命買い漁る。
至福の一時やね。

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ありがとうございました。