九度山暮らしのある日、九度山にも春が来つつある。

九度山暮らしのある日、九度山にも春が来つつある。
寒い日もあるけど、暖かい日も多い。体感温度的には着実に春が来てるように思える今日このごろだ。
朝晩のウォーキングをする時もなんとなく心が軽いような気がする。
花も咲き始めた。わしは花の名前などには疎いほうなんで何がなんやらわからんけど綺麗ではある。
この町にはこんな立派な木蓮の木があちこちにある。毎日綺麗やなあって思いつつ見てたら
花の命は短くて、やがてちらほら花が減り始めた。

それでもまだまだ力はある。木の根元で寝転んでる猫ちゃんもええ感じだ。

寂しいなあと思う頃桜が咲き始めた。高野山の麓、慈尊院の桜が二歩咲きくらいかな?

お寺の門に咲くと俄然風情がでる。

数日後、訪れるともうこんな感じ。
満開は後少しだ。

後はお寺の中や、階段の上にある丹生官省符神社の桜もつぎつぎに満開になっていく。
それが楽しみだ。この記事が世に出る頃には多分そうなってることやと思う。

慈尊院や丹生官省符神社の境内を桜を見ながら歩いていると鶯の鳴き聲が聞こえる。
ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ・・・。
とても良い声だ。
他の鳥も合唱してる。
こういうのが山里の暮らしの醍醐味かもしれん。

かくれ住て花に真田が謡かな

玉川に高野ゝ花や流れ去

与謝蕪村の世界に浸れるではないか。
残念ながら、鳥の聲は写真には映らへん。

電車が走っても桜があれば映えるではないか。

桜には色んな種類があってパッと見いにはようわからへん。

これは何の花かな?

散歩してても気持ちが良い季節になったもんだ。
遥かに見る高野山もご機嫌な感じがする。

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ありがとうございました。