中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−33、安徽、黟县、関麓村から。

徽、黟县、関麓村から。

関麓村をもう少し巡って行く。南屏村より文化のレベルも高そうやし、お金持ちも
多かったみたいな名残がある。
この扉なんかすごいやないか。

こういうモノは古ければ古いほど良いのだそうだ。
こういうのは潜り戸とは言わんのかな?

掛け軸の形をしてとてもお洒落だ。美人が通ったら美人画になるし、

坊さんが通ったら、禅画になる?
お洒落やねえ。
お金持ちが着飾ってあっち行ったりこっち行ったりしてはったんやろ。
この部屋もようみたらなかなかのものだ。

絵も書もかっこええけど大きなバツ印の跡ってなんかあったんやろか?
文革の時にバツを描かれた? それやったらこの程度ではすまへんやろし?
押さえてるだけ?
ようわからん。
テーブルも椅子もエエもんやし、花瓶や時計も値打ちがありそう。
なによりも左側の潜り戸みたいな扉がとても良い。
表にでたら疎水がある。
中国の田舎の風物詩やね。

何か洗ってはる。洗濯したり、野菜を洗ったり、見てる限りではとても良い。
わしらが子供の頃も田舎ではこんなんやった気がする。
しかし、例えばこれで洗った野菜を食いたいかどうかというと食いたくない。
贅沢かなあ?
外では農村風景が広がっている。

これはやっぱり絵になるなあ。

赤ちゃんとお母さん。

蓮の花が咲いたら綺麗やろなあ。

てなことで、オート三輪を見ながらこの村に分かれを告げる。

祁門紅茶の産地はこの近く。

世界三大紅茶ということで有名な祁門紅茶を産出する祁門県というのは実はここらから
それほど遠くない。車で1時間も走らないで行けると思う。実はもう何年も前になるけど
黄山や安徽古村群を訪れた時についでに行ったことがあるのだ。
今回も一応脳裏をかすめたけど、よほどお茶が好きでないと産地で工場を見学したり
生産工程を見学したりしても退屈なだけという意見もあったんでやめておいた。
わしとしては、ダージリンでも見に行ったし、一回見たからまあええかという気持ちは
あるけど初めての人でお茶好きな人が行ったら一見の価値はあると思う。
産地直売の紅茶を買うのも美味しいし、安いし、楽しい。
但し、中国のお茶は環境汚染の問題があるかもしれんと最近は敬遠する人も多い。
その為か、中国の人が台湾で安全なお茶を買い求める例も多いのだそうだ。
本場の有名な銘茶がええのか? 安全がええのか? ようわかりません。

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ありがとうございました。