九度山暮らしのある日、木製スモーカーを作ってみた。

木製スモーカーを作ってみた。

ここ1、2年、寒い季節になると気になる事を思い出す。「そや、スモーカー作らなあかん」
ずっと前に小型のスモーク罐を買って燻製をいろいろやってみたことがある。面白かったけど
もひとつしっくりうまく行った気がしいへんかった。九度山暮らしを機会に木製で
もうちょっと大きいやつを作ってみて本格的に試してみたいと思ってた。しかし、
気持ちはあってもなかなか面倒くさい。ちっとも手足が動かへん状態で時間ばかりが経つ。
そろそそ本気でやってみようかという気になった。
まず本体から。1からい作るのんは面倒なんで、とりあえず使ってない木の戸棚を利用する。
杉板で作ってるから煙で燻したら程よく染み込んで行ってええ感じになっていくんと
ちゃうやろか?
棚板は外して、燻製する肉や魚などのブツを乗せる網がおける棚を作ろう。
それにブツから出る水や油を受ける皿を乗せる台も必要だ。
おっと、肝心な扉を作らんとあかん。
家にある端材を適当に集めて組み合わせて作ろう。こういうやつを丁寧に作るという
ことが出来へん不器用もんやから適当にゴリゴリやってしまう。隙間だらけのような
気がするけど、煙抜きにちょうどええかげんではないかという気もする。
ちゃんとした板材はないけど継ぎ合わせたら出来上がり。
隙間がええか悪いかは後のお楽しみだ。
後は熱源が要る。
ブツを温める必要があるのと、当然スモークチップを燻す熱源が必要なのだ。
ようわからんから定番らしき電熱器をネットで購入する。
結構大きい。これで万全というわけにはいかん。熱をコントロールせんとあかん。
前にスモーク罐でやったときはこういう事まで準備できへんかったんで焼き過ぎ、
燻し過ぎなどなど結構悲惨な結果に終わった。
ネットで調べたら安価な温度コントローラが売られている。例によってメイドイン
隣の國やけどこういう用途であるならば安い方がありがたい。
ものは揃った。組み立ててみよう。
外観はこんな感じ。

中はこんなの。

大型の電熱器だ。

今度コントローラも取り付けた。

一応天井に煙抜きの穴を開けた。

これをどう使うかはやってみんとわからへん。
スモークチップも手に入れた。

燻す前にブツを風乾せんとあかんらしい。
こんなやつに入れるとええらしい。

さっそく試燻をやってみよう。

前からやりたかった豆腐にいきなり挑戦。
冷蔵庫で重しをして水気を抜く。

これを風乾したあとスモーカーで燻す。

しばらくすると出来上がり。

感動的ではないか。

スライスして酒のアテにする。

ねっとりとチーズみたい。感動的に美味い。
いろいろ課題も見つかった。
これかの工夫が肝心だ。
次はベーコンかな? 楽しみ楽しみ。

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ありがとうございました。