映画、「星空」を見た。

とてもファンタスチックで絵画的な美しい映像の映画だった。
そう言えば、「満天の星空」を見て心が震えるなんてこと、久しくないなあって
思う。年とともに空も綺麗でなくなってるし、心もけっこうくたびれてしまったし。
昔、中学校の部活で、校舎の屋上で夜通し天体観測したときは本当に綺麗な空やったし、
周りも暗かった。この頃はアジアの田舎に旅行しても漆黒の闇っていうのがなくなって
きてるんちゃうやろかと思う。今年の初めにネパールにエベレストを見に行った
時も満天の星空を見れるのが大きな楽しみやったけど残念ながら毎晩雪やった。
やっぱり、心が震えるなんて無理なんや。
この映画は、ゴッホの「星月夜(星空)」を軸に話が進んでいく。
「星月夜」は美しくて強烈な作品だ。彼の荒ぶる魂が描かせたのか、狂気の中の
静謐が画面に迸ったのか、というような難しい話ではなくて、ただのジグソーパズルだ。
シンメイは両親が美術商という恵まれた環境で暮らす普通の13歳の学生だ。
しかし、どうやら周りがざわついている。
父と母は離婚しようとしてるんではなかろうか?
大好きなおじいちゃんは病気になってしまった。
もしかしたらあぶないんとちゃうやろか?
青い象さんのプレゼントはどうなる?
親子で楽しんでた「星月夜」のジグソーは今は埋まらない。
ある日、シンメイのクラスに転校生がやってきた。ユージエという男の子だ。
なんとなく気になる。あのスケッチブックに何が書いてある?
どこか暗い影がある?
さて、学校でも家庭でも事態はどんどん怪しくなる。
ややこしくなる。
シンメイの父と母はどうなる?
おじいちゃんはどうなる?
マグリットの絵があちこちで効果的に顔をだす。
ユージエの家庭にも問題が?
なぜ転校ばっかり?
ある晩、とうとう2人はお爺ちゃんの住んでた田舎の山の家を目指す。
日が暮れ、行きくれる2人。
突然現れる幻想的な風景。
あの星空は本当に見られるのか?
ジグソーパズルはいつか完成するのか?

最初は、「しょうもな・・」って思いながら見てた。
でも段々ええなあ、画面が綺麗やなあ、絵を見てるようやなんて思い始めた。
ロマンチックでもあり、ビターでもある青春の風景がとてもファンタスティックで
美しい映像の映画になっている。
台湾の人の中国語って何故か優しくて分かり易く聞こえるなあ。
是非劇場でご覧あれ。
とは言うものの、残念ながらシネヌーボーでは終わってしまった。
ところが、シネヌーボーXで続映されるらしい。
是非ご覧あれ。

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ありがとうございました。