松谷武判展に行った。映画、「名前のない少年、脚のない少女」に行った。

抽象作品に関して2題です。
松谷武判展
アメリカ人の奥さんともう何十年もパリに住んで画家活動をやっておられて、年に1、2度日本で
個展をされるのだそうだ。
真っ黒な画だ。
私は水墨画だから墨を使うが、この人は鉛筆を使う。
鉛筆で丹念に画面を塗り込んでいくと、独特の艶やぬめりやグラディエーションが出来る。
そういう手法で抽象的なオブジェを造るのだ。
又、時にはそのオブジェにボンドが注入されて三次元的なオブジェができている。
それがあるいは妖しく艶めかしく、あるいは神秘的な、あるいはむしろ鮮やかな、
あるいはどこか不可思議な空間を創ってしまうのだ。
もう何十年もずっとこの手法でぶれなくゆるぎなく作品を創りつづけていられるのはすごいと思う。
こういう作品が日本でよりもパリやヨーロッパで評価されるというのは或る意味残念ではあるが、
いいものは素直に評価されるパリやヨーロッパの方が芸術家には住みやすいのだろう。
日本ではいろんな公募展があるにはあるが、結局、画壇の巨匠の流派の下にいないとどうにも
ならないかのような傾向がずっと続いている。
それでも着実に日本のファンも増えているのだそうだ。
活躍をお祈りしたい。展覧会まだやってます。

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映画、「名前のない少年、脚のない少女」
不思議な映像の世界。
ネットに繋がって暮らしている若者がいる。

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
I’m not sleepy and there is no place I’m going to.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
In the jingle jangle morning I’ll come followin’ you.
・・・・
***Mr. Tambourine Man by Bob Dylan より

タンブリンマンは魂の歌を歌ってくれるのか?、どこか別の世界に連れて行ってくれるのか?
死んだ女の子は帰ってこない。
夜の橋はこの世と冥界を結ぶところなのか?
村の中には漆黒の闇があるだけ。

元町映画館

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私の感受性は老化するばかりなのだ。

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ありがとうございました。