映画、「娘よ」を見た。

大阪、梅田のテアトルでやってるやつだ。今回は所用が重なってるんと、開幕当初は
かなりの人気を博してたということもあって、いつもやったら早めに行ってチケットを
買うんやけど大丈夫かな? と心配もあった。それで調べてみたらネットで簡単に
事前のチケット購入ができるではないか。こんなんやったらもっと早くからやっとけば
よかった。わしが時々行く他の映画館もネット予約できるとこがおおいやんか。
これからはもうちょっと楽ができる。楽しみだ。
で、開演時間ぎりぎりでテアトル到着、ポスターを貼った中央壁際にある発券機の
ところにいって縞々のQRコードを翳して登録パスワードを入れたらピローンと
音がしてチケットが出て来る。いの一番にええ席がとれてるから楽なもんだ。
満席近くを予想してたけど結構パラパラしてる。
映画はいきなり山村の風景から始まる。外には雄大なヒマラヤ、カラコラムの氷雪の
高山が連なっている。朝、その家の初老の父親がが起き出して来たようだ。娘が
お皿にごはんを盛って、ぐつぐつと煮える鍋から、カレーかな? 骨付きチキンと
スープをかけて父親の前に差し出す。父親は右手でごはんとおかずを混ぜながら
食べ始めた。美味そうだ。
えっ、父親と娘では無い? 年の離れた夫婦なんやということが分かってくる。
このあたりでは、結婚は親が決めるもの、家と家、部族と部族を結びつける道具の
一つでしか無い。2人には子供がいる。まだ小学生、10歳の可愛い娘だ。
部族の長である男はある問題を抱えている。
長年、ある部族との血で血を洗う構想が絶えることがないのだ。お互いに相手を
殺しあい、その復讐に又相手を殺す。憎しみの連鎖が切れない。
どちらももううんざりだと思っている。
ある日、男は勇を鼓して敵に会いに行った。「もうやめよう。」、「条件がある。」
お前の娘を私の嫁にするという事だ。
よくある解決法だ。
一族の為に父親は飲まざるを得ない。
結婚の日が迫った。
母はある決心をする。
そして2人は山に向かう。険しい山の中だ.歩いて2人はどこまで逃げ切れる?
追っ手が迫る。
ギンギンケバケバのトラック野郎は助けてくれるのか?
遙かヒマラヤを望む高原でのつかの間の幸せは続くのか?
母と会えるのか?
母から娘へと伝えるものは?
アフガニスタンやネパールの奥地ってとても行ってみたいとこやけど今の情勢
ではとても無理だ。しかし、あのあたりの暮らしぶりが少しでも垣間見れたるのは
とてもいい。
ラホールの街の雑踏もとてもいい。
ええなあ、行ってみたいなあ。
とても美しい風景の映画だ。

  

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