武夷山のバイヂュウ

画の老師が武夷山に旅行に行って、ラプサンスーチョンの茶を買ってきてもらった話をしたが
その件は不調に終わった。その時に、
「あんたは酒が好きやから」というので土産にバイヂュウを貰った。
「武夷山のバイヂュウってあんまり聞かへんなあ」とか思いながらも賤しく貰ってしまった。
その後は、しばらく忘れていた。
それでふと思い出した。
「そや、武夷山に行った時のコップ酒の中味かもしれん」
2008年4月の事だ、アモイから武夷山の旅に行った事がある。
その時の事はブログに書いてあるので、時間があったら読んでいただきたいが、ちょうど
一通り午前中の観光予定が終わって、武夷山の村に帰ってきた。
「昼飯を食おう」という時間になった。観光客向けのレストランに行くのは面白くないので
運転手さんに、「あんたらが食べにいくような簡単な飯屋はないの」と強引に頼んで
村の道路の交差点にある小汚い店に連れて行ってもらった。
衛生的に若干心配ではあったが、あの「ゴーゴー」いう火で調理してるから、
「まあええか」と腰を落ち着けたのだ。
麺やらいろいろ食べたが小魚の唐揚げが美味しかった。
その時、「お茶ちょうだい」というと、「熱いのか、冷たいのか」というので、
暑い日だったけど、熱いお茶をたのんだ。
そのコップが、「武夷山」と白酒の銘柄を印刷したコップだったのを思い出したのだ。
「バイヂュウでもコップ酒があるんや」とわけもなく感動したのだ。
よく見たら、ちょっと違う。こっちは、「武夷王」と書いてある。こっちの方がえらいのだ。
そうとなったら懐かしい。飲んでみよう。
「えらいきついなあ」ガツンをきた。よく瓶をみたら52度だ。
大好きな北京の「二鍋頭」の56度には若干およばないが、ええ勝負だ。
味はかなり違う。「二鍋頭」は清冽な強さがあって、後口もさっぱりしていが、こっちは
濃厚で芳醇という感じだ。コクがあって後口も甘みが残る。
これはこれで旨い酒だが、やっぱり「二鍋頭」が私には好みだ。
しかし、武夷山を思い出しながらちびちび飲んでたら、この強さだ。結構酔っぱらってしまった。

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毎週金曜は、酒や茶に関する話です。