昨年、友人というか昔の仕事仲間からロックコンサートのお誘いがあって楽しませて
もらったけど、同じ人から今年も声をかけていただいて又々楽しませんていただいて、
そろそろブログでもと書き始めて気がついた同じタイトルで書き始めててた。
なんちゅう発想の貧困、ステレオタイプ、こんなんではこれから書く文章も後で
比べてみたら殆ど中身は変わらんかもしれん。
で、今年も場所は同じ、肥後橋、「徐園」のとなり、「ライブハウスVOXX」と
言うところだ。去年はいささか迷ったけど今年は最短距離で到着、前にいた
妖しげなドアマンみたいな人はいてないけどまっすぐ地下におりる。
ん？ まだ盛り上がってない。
舞台の上は出演前の準備中だ。えらい時間がかかってる。他のとこで盛り上がり
始めたけどなかなか始まらへん。
待ってるあいだにハイボールでも飲もう。
今回は一緒に聴いてる友人も1名増えたんでだらだら喋ってるうちにやっと始まった。
ジャジャーン、さあ盛り上がろう。
「ジャニス・ジョプリン リトル・ガール・ブルー」の映画を見た後やから乗る気
満々だ。
うーん、なかなか乗られへん。
テクノというんか、エレキ化された音がガンガン飛び交ってるけどなんとなく
込み上げてくるものがない。わしの感性が老朽化して安易なもんにしか反応せん
ようになってしまったんやろか？ それとボーカルの声が小さい。
曲はオリジナルかあるいは強烈にアレンジしてるようでそれは好ましいんやけど
伝わってくるものが薄いようだ。綺麗な女性が歌ってるだけに残念ではある。
ジャニスの歌がなつかしい。
やっぱりロックって声がでかいのが大事やねえってつくづく思う。でかくてよく
徹る声が必須やと思う。それだけで心を打つのではないか。
わしのようなセンスのないやつがそう思うだけで、室内は結構盛り上がって熱気
を帯びている。わしにとっては果てしなく続くかと思われたけど時間がきたら
無事に終わって次のでばんがわしの友人のやつだ。
どさくさに紛れて前の席に移ろう。
やっぱりそれぞれお目当のバンドを目指してやってきてる狭い世界やから、バンドが
変われば席も入れ替わる。その隙間にいい席にありつけることもあるのだ。
準備万端整った。酒も追加した
さあ聞こう。
やっぱりええなあ。安心して乗れる。わしの友人の弾くギターが冴えてる。ああ
これ知ってるって曲が次々やってくるけど名前がさっぱり思い出せへん。けど歌詞
もうろおぼえやながらでてくる。マイク貸してくれって、カラオケのノリになってきた。
となりでは若い娘たちが手を振ってガンガン乗っている。
さすがに爺さんは殆どいないけど年配者が多い場内では若い女性は結構目立つ
存在やけど彼女たちにもウケるなんてようやるではないか。
しかしやっぱりここでもボーカルは弱いと思った。
ギターはええのになあ。ビシッと決めてほしいなあ。
でも楽しかった。また、来年が楽しみだ。
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ありがとうございました。