ミャンマー紀行、祈りと優しさに出会う旅-63、日本へ帰る

さて、晩御飯も食べたし、時間もええくらいになった。ホテルにキープして貰ってた
スーツケースを貰って空港に行こう。
帰りの空港はスワンナプーム空港だ。ヤンゴンから来た時はドンムアン空港なんで
方角が違うしもちろん行き方も違う。こっちはメジャーやから電車で行けると
言う利点がある。
わしらのホテルからは超便利、アソークからBTSに乗り、パヤタイ駅でエアポートリンク
に乗り換えるだけだ。まあ、便利やからそのホテルを選んだわけなんで当たり前
とも言える。便利はええんやけど、ホテルを出たのは18時半頃、平日やから
ちょうど通勤帰りのラッシュアワーの真っ最中、座れる座れないの話どころやない。
スーツケースをひきずって改札を通れるか?(びっしり並んではる)他人に迷惑
かけずに階段登れるか?(この駅、悲しいことにエスカレーターがないのだ)
スーツケース持って電車に乗り込めるか?(満員の中に体ごと押し込むのは肩身が狭い)
という状態だ。
なんとか入れた。昔の日本のラッシュアワーみたい。わしらは現役でまだ若かった
頃はこんな、いやもっと強烈に混んだ電車に乗ってた。今でもラッシュはある
けどここまですごくはない。やっとパヤタイ駅に着いた。
ここでも人は少ないわけではない。出発時間になったらずらっと並んでいる。
昔はエキスプレスがあったけど今は各停しかない。わしらは列の後ろの方だ。
もちろん座れるわけもなく入れるのがやっとの状態で出発だ。しかし、これ電車
は空港に行く旅行者だけではなくて途中で乗り降りする地元の人も多いんで、
各駅に止まってるうちに少しずつ席が空いて行く。わしらの白髪頭を見て、先に
座らせてもらえた。ラッキーだ。
なんとか空港まで辿りついた。この時間帯に乗るといろいろ遅れて、空港駅が
20時になることが多い。すると、音楽がなって全てが停止する。国歌が流れる
からだ。なんのためか意味はわからんけどわしらも敬意を払ってストップする。
ストップせんと改札機も動いてない。しかし、このときは時間がずれていたのか
音楽はならなかった。
では、もう安心、ゆっくりチェックインしに行こう。

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その前に、バンコクで買い物をしてリファンドがある人は「VAT REFUND FOR TOURISTS」
のところに行って手続きしないといけない。わしらはそんな買い物せえへんので
関係ないけど、前にリファンドがあったのに先にチェックインしてたんで、
どうしょうもなかったことがあった。昔の話だ。買い物した人は気をつけよう。
深夜出発やから時間はたっぷりある。
中に入る前にお土産でも見ていこう。

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バンコクに着いた時に、日本人のやってるお土産やさんで料理用のココナツオイル
を買った話をしたけど、念のために空港でも探してみたら、やっぱり、浴用とか
マッサージ用しか見つけられへんかった。事前に調べといたら帰る店は沢山あったん
やろけど行きずりで買おうとするとうまくいかんときもあるのだ。
せっかくやから、ハーブの類をいろいろ買ってみた。
今回はラウンジが使えるんで早い目にチェックインしても問題ない。ラウンジで
ゆっくりしよう。酒を飲みながら様子を見てたらこのラウンジにはシャワーが
あるではないか。これはありがたい。今日1日暑い中うろつきまわって、汗を
一杯かいた。これでさっぱりできる。今までラウンジが使えることがあっても
酒をのんでつまみがあってええなあって思うくらいやったけど、シャワーなんかを
使うことになるとは思わへんだ。初めてだ。
いつも貧乏旅行なんでまたつぎいつ使えるかわからんけど覚えとこう。
てな事で飛行機で一晩寝たというかうとっとしたら、関空だった。
今回のミャンマーの旅はとても良かった。
祈りと優しさに出会えた旅だったと思う。
また行ってみたい国だ。これから先だんだんと観光化が進んで面白くなくなって
いくことがないよう願いたい。
今回の旅はこれでおしまい。

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ありがとうございました。