久しぶりに守口に行った。現役時代の終わり頃、職場があったんで当たり前やけど
毎日よく行ってた。リタイアしてからはほとんど行ってない。ある日、水墨画
の展覧会の案内があってハガキをみたら守口市駅前の京阪デパートやった。
「懐かしい」という理由だけでも行ってみる価値がある。
ちょうど昼飯頃やからついでに守口で飯でも食おう。これも懐かしい。
それでネットを検索してみたら、「うぺぽ」とかいう珍しい名前のカレー屋さん
があった。結構わかりにくところにあるらしい。しかも普通の民家を改装した
隠れ家風のお店らしい。もしかしたらわしの好きな秘境飯ぽいやつにありつける
かも知れん。期待値大なのだ。
地図をみると、京阪守口市駅の北側でわりと近い。しかし、あのあたりは結構
ややこしいのだ。道が入り組んでる上に間に土手があってその上にも道路があった
りして上下にも入り組んでいる。まっすぐ行ってから右に曲がるのと、右に行って
から左に曲がるのとでは同じあたりに行けるとは限らへんのだ。
簡単に目星をつけていくと案の定わからんようになった。もう一度汗を拭きな
がら地図を見直す。わかっているところまで戻る。
もう一度一から行き直す。わからんからiPadで地図をだして調べ直す。
やっと見つけた。
なるほど、古民家そのもののお家だ。ええ感じではないか。
中の佇まいも涼しげだ。
メニューを見ると、来迎カレーのチャパティセットというのがある。しかも、
チャパティは注文を聞いてから焼いてくれるとある。ではこれを頂こう。
えらく静かだ。
雰囲気が静かな上にお客さんがあまりいてない。
隠れ家的やから平日の出勤日には来にくいんかな?
一人で和んでいるうちにチャパティを焼いてる気配がして、程なくカレーが
やってきた。
カレーの辛増しというメニューがないかわりに卓上にスパイスが置いてある。
赤く無いということはチリだけではないということだ。いろんなスパイスが混ぜ
られているらしい。さっそくたっぷりふりかける。
とても美味しい。爽やかなスパイス感が溢れ立つ。
カレーも奥が深い味わいがある。とてもおいしい。
チャパティもインドにいるみたい。
守口でこんな食事ができるとは思わざりしもであった。
とても美味しい。ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。