ミャンマー紀行、祈りと優しさに出会う旅-41、美味しくなければお代はいらないインド料理

さて、夕陽を見終わってツアーが終了した。ホテルまで送ってもらったらもう
夕陽がなくなって真っ暗だ。ホテルはニャウンウーの観光客で賑やかなあたり
にある「Zfreeti Hotel」というところだ。ちょっとおしゃれな今時のホテル
という感じで真っ白な建物に清潔感がある。
部屋は快適やし、従業員の応対も申し分ない。しかし、相変わらずWiFiが繋が
らない。文句を言いに行くと、申し訳ないけどそれはWiFiのせいであって我々
はどうすることもできないと慇懃に断られる。しょうがない。
如何ともしがたいので外にでて飯を食うところを探す。ツーリストの集まる所
やから飯やはたくさんある。しかしどれを見ても気がすすまへん。スパゲッティ
やらピザやら書いてあると入る気がしいへん。欧米人が先にたくさんきてこう
いう要求をするからあかんのやと腹が立つ。どこをみても生温いご飯やさんばっかり
でがっかりしてホテルまで戻ってきたら、ホテルのほぼ裏側にインド料理屋が
あった。インド料理やったらまあええか。カレーには主張がありそうやから、
それほど鈍にはなってないやろと勝手に思う。
看板が面白い。美味しくなかったらお代は要らないって書いてある。書くって
いうのがすごい。大分昔、ウルムチに行った時、街角のハミ瓜売りのおじさんが
「甘くなかったら銭はいらん」って言うてたけど、ほんまに「甘くない」って
言うたらどうすんのやろ? 「そんな事言うたおぼえはない」って言うんやろ
なあ。でも書いてしもたら取り消されへん。

curry160730-1

更に、「○○がある時、ない時」みたいな、「使用前、使用後」みたいな看板も
ある。これは余程の自信を表すんやろと期待してしまう。
しかも、いきなり観光バスが横付けされて客がどんどん入ってくる。うかうか
してたら席にもありつけへんわと急いで座る。
案内されてテラス席は満員御礼状態だ。
なかなか注文聞きに来てくれへん。悠長に座ってたらこっちを向いても呉れへん。
焦って一生懸命アピールする。やっと来てくれた。
ビールとフィッシュ、ラムキーマとベジのカレーでチャパティを追加という
ことでお願いして一安心。
すぐにビールが来る。

curry160730-2

オープンエアーのテラス席やから真っ暗やけど涼しくて気持ちが良い。
ほとんどが欧米人のお客で皆さんくつろいではる。人が一杯やけどギャーギャー
騒ぐ人はいてはらへん。
しかし、遅い。
料理が全然来いへんやないか。
ビールももうなくなってきた。
何べん催促しても、「もうすぐやから、ちょっと待ってね」って笑顔が返って
くるだけ。おかしすぎる。確かに他の客のも遅いけど、とうとうわしらより後
で来た客に料理が出始めた。かなわんなあ。
やっときた。
まず調味料セットが並べられる。

curry160730-3

美味しそう。見るだけでも食欲をそそる。しかし、暗いんでちゃんと映らへん。
これがラムキーマかな?

curry160730-4

フィッシュカレー?

curry160730-5

ベジカレー?

curry160730-6

どれも濃厚でとても美味しいんやけど写真が全く撮れない。カメラのせいでは
なくてわしの技術のせいなのだ。
チャパティもとても美味しい。

curry160730-7

最後にラッサムスープもきた。

curry160730-8

酸味が強くスパイシーでとてもおいしい。
セットのごはんやポテト、トマトの付け合わせ、ダル(豆)スープは写真撮る
のを忘れてしまった。
本格的なカレーのセットになった。なるほど、金は要らんという自信のほどは
わからんでもない。しかし、それほど特別というほどではない。まあまあ洒落
としてええんではないかという程度のように思うけど、それは待たされたせいで
気持ちのポイントが下がったせいかもしれん。
外に出たら漆黒の闇のようではあるけど、角を曲がったらすぐにホテルやから
道でこけんように気をつけさえしたら大丈夫だ。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。