我が家のアルカリイオン浄水器

「あれっ、何かおかしい」
浄水された水がでるノズルがぐらぐらしている。おかしいなと思って手で持って
ぐりっとやったら、「ありゃりゃ」すぽっと抜けてしまった。
「えらいこっちゃ」さっそくメーカーの修理サービスに電話する。
「明日行きますから」と対応がいい。しかし、持って帰らないと修理できるかどうか
わからないと言う。いきなり、浄水器がなくなった。
よく考えたら、この機械、もう何年つかっているのだろう。10年を超えているのは確かだ
実際ここまでよくもったものだ。感慨にふけるのはいいが、浄水器はない。
しかたないので、普通に湯をわかした。お茶の味が悪い。当然のことながらカルキ臭い。
例の鉄瓶で沸かしても同じことだ。蓋をあけたまま沸騰させてカルキ分を抜こうとしても
やはし臭いがする。
折角おいしく茶を飲む環境をつくったのに残念だ。
浄水器が如何に必需品かよくわかった。
何日かすると、修理サービスから電話が入った。
「中も錆びていて、もう部品がないから修理できません」ということだ。使った年数から
考えるといたしかたない。
しかし、これからどうしよう。
よく考えたら、実家にも同じものがあったはずだ。今は使っていない。
さっそく長躯取りに帰った。
「やっとこれでおいしい水が飲める」
もう生活の中にしっかり組み込まれているのでいきなり壊れるとこまってしまうのだ。
鉄瓶で湯を沸かしてお茶を淹れる時は、アルカリイオン浄水器の水を使うと、非常に
うまいということが確認できた。
無くなってやっと価値がわかるんやね。

josuiki100628

毎週月曜はこだわりのモノの話です。