ダーウィンの旅プラスあじあを少し-37、旅の終わりに

奥の方に突き進むと屋根がなくなった。月夜の下で、焼き鳥を食うか。
ええなあ。抜群のシチュエーションやんか。

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ここも最初は人が少なかった。

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で、焼き鳥の盛り合わせとエビの塩焼きを頼んだ。
勿論ビールも。
ビールはすぐに来た。
しかし、おかずが中々来いへん。「忘れてんとちゃうやろか」。気になって、
何度も聞く。「もう直ぐ来るから、ちょっと待ってて」。
こればっかりや。
ラーメン屋の出前やんか。
周りの屋台では、盛んに料理を作っている。ゴーゴーいう炎の音と、煙とええ
匂いいつになったらわしらのが来るんやろ。
他所の人達は楽しそうに食っとるやんか。

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やっと来た。

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美味い。これや。

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何日か振りに優しい食いモンを食った気分だ。
見たとおり、肉にもエビにも焼くときは何も付けて無くて、皿に入ったタレに
漬けて食う。
タレはなくてもおいしい。もうややこしい味は必要ない。
旅の最後の晩、締めくくりの食事に最高のプレゼントだ。
もう真っ暗やんかとあっちを向いて見れば、思い切り超満員の焼き鳥広場が出
現している。

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こういう雰囲気もご馳走やね。熱気がとてもおいしい。

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しかし、皆さん食欲あるね。よう食べはるわ。美味しいんやろね。
シンガポールはこういう風に空港でちょっと時間があるとMRTに乗って簡単に
市内に出てこれるからとても便利だ。昼間なら、空港のインフォメーションに
行ったら無料の市内観光バスを教えてくれるらしい。やっぱり観光立国やね。
で、そろそろ時間やから空港に帰ろう。
預けてあったスーツケースを貰って、荷物を整理して、日本に向かってチェック
インだ。
スーツケースの受け渡しも実に簡単。早朝でも深夜でも大丈夫だ。
シンガポールを朝1:05出発、台北に朝6:00に着く、直ぐにトランジットで台北
を朝6:55に出発、関空に朝10:40に着く。
台北の乗り継ぎは時間が短いんで心配やったけど、そして確かに慌ただしかった
けど、実際は何の問題もなかった。
台湾からは日本向けの観光客で超満員だ。有り難いね。
今回のような便の構成やと、ジェットスターは安くてお勧めかもしれん。
これからの有力候補やと思う。
ダーウィンを入れると長い旅やったけど楽しかった。
今回のお話はこれでお終いです。
だらだら話を長々と読んで頂いてありがとうございました。
次は中国話かな?

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ありがとうございました。