今日はダーウィン最後の夜なんやけど気に掛かることがある。ダーウィンの
ホテルはダーウィンの物価が高いんで安宿を選んだつもりじゃなくても結果的
に安宿だった。何でわかるかと言うと、シーツやタオルは言わんと換えてくれ
へんし、部屋もそう綺麗では無い。極めつけは従業員が夜になると居ないのだ。
16時頃消えて、朝の10時頃出現する。その間に困ったことがあってもどうしよ
うも無いのだ。それで、最後のわしらの出発はとても朝が早い。というより深
夜になる。朝の3時頃だ。この時間に流しのタクシーなんかは居るわけがない。
安全の為にタクシーを頼んでおいた。
「大丈夫か?」って聞くと、「問題無い」と言う。
「問題ある」とはさすがに言わんやろけど、もしタクシーが来いへんかったら
苦情の誰に言うたらええんや。それでどうしたらええんや。
心配でしょうがない。
一応タクシー会社の電話番号は聞いた。
万一来なかった時に余裕があるよう、出発も30分早めた。後は祈るだけだ。
さて、ダーウィン最後の夜はアーティストの友人達が海岸でフェアウェルパー
ティをやってくれるのだそうだ。
夕陽が沈む海岸にキャンプ用のテーブルや椅子を車で運んで料理と酒を持ち寄
って飲み会をするのだ。あくまでも欧米スタイルなんやねえ。
飲みながら段々と日が沈んで行くのを見る。
ロマンチックなカップルが何時までも動かない。
英語で喋るのは結構疲れるんで、出来るだけこっちに話題がこないよう知らん
顔する事が多いけど、逃げてばっかりはおられんのでそこそこ喋る。
喋ったら喋ったで楽しくはある。
緊張して喋ったんで何を言ったやらもうすっかり忘れてしもたけど、いい想い
出になった。
日もすっかり沈んで暗くなったんで宿に戻ろう。
目覚ましを13時半にセットして寝る。
けど寝れるわけがない。それでも酔った勢いでうとうとしてたらもう時間が来た。
荷物を整えて、身支度をして待つ。
約束の2:30になった。
約束通りタクシーがやってきた。
さすがやね。何も心配いらんかった。やっぱりここは文明国や。
安心したら疲れた。
夜の道は空港までえらい早い。30分ほどで着いてしまった。6時のフライトま
で一杯時間があるけど何もすることがない。
珈琲くらいは売ってるけどえらく並んでるしゆっくり座って飲むとこもない。
フリーWiFiもない。
しょうがないじっと我慢してるうちに時間がきた。
さあ、シンガポールへ行って、ホーチミンへ行って、いよいよ楽しみのアジア
に行くのだ。
どこの国もそうやけど出るときはあっけない。
国内線の乗り継ぎでは手荷物の重さを量ってチェックしてたけどそれもない。
あっけなく乗って、あっけなくシンガポールへ着いた。
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ありがとうございました。