映画、「サイの季節」を見た

イラン・イスラム革命の時にあった事実に基づく話であるらしい。
ある詩人がいた。
成功した詩人だ。美しい妻がいる。体制側の人達だ。
彼らの運転手がいる。
ルームミラーごしに美しい妻に恋をする。実るはずのない恋だ。
しかし運転手はあきらめない。
有るとき突然イスラム教徒の蜂起が起きる。革命が始まったのだ。
体制ががらりの変わっていく。運転手は革命側の要人になっていく。
そしてあろうことか、二人をはめたのだ。詩人を追放するために、あわよくば
妻をわがものとするために。
二人は監獄に収監されてしまった。
そして月日が経つ。
映画は、詩人が長期にわたる囚われの身から解放されるところから始まる。
詩人は果たして妻に再会できるのか?
舞台はイスタンブールに移る。
想いは現在と過去を駆け巡る。
とらえられた後、妻はどういう運命を辿ったのか?
悲惨な運命と裏腹に映像はどこまでも美しい。そしてシュールだ。
詩人の美しい詩がクルド語で語られる。
深い闇の世界だ。
風景が詩を語るのか、詩が風景を映すのか。
そして、忌まわしい事実が明らかに。
この苦悩から逃れるすべはあるのか。
イスタンブールって美しい街やねえ。一度は行ってみたいと思ってたけど、
やっぱり行ってみたい。

eiga150723

イラン・イスラム革命というのは事実としては知らないではなかったけど何も
実感してなかった。改めてネットで検索しながら考えてみたら、今のイスラム
原理主義などが起きてきた動きやアメリカのきな臭い動きなどは総て元はと言
えばこのあたりから端を発しているのではなかろうか。イスラムの教え、スン
ニ派、シーア派、クルド人。圧政や革命や改革や原点への回帰。キーワードは
そろっている。
ISや原理主義者の人達がやることって理不尽にしか思えんけど、何らかの意味
があるんやろねえ。
イスラム世界をよう理解せんとえらいことになってくるんかも知れん。

とても映像が美しい映画やった。
そして彼らの瞳が印象的だ。
是非劇場でご覧あれ。

それにしても地下鉄に乗ったらどの路線も外国人の観光客だらけ、大きなスー
ツケース持った東洋人が多い。
観光都市になってしまった気分ってちょっと複雑やね。
賑やかでええけど、しずかにして欲しい時もある。

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ありがとうございました。