さて、ギャラリーで当番をしてると、お客さんが殆ど来いへんので暇、暇では
あるが、時間が来ると腹が減ってきた。何か食いたいと思う。ちょうど他の
アーティストも来たんで当番を代わってもらって昼ご飯を食べに行こう。
外は暑そうなんで遠出はしたくない。でも近くに何かあるんやろか？
簡単な食堂みたいな、屋台みたいな、麺屋さんみたいな、そんな店があったら
ええのに。勇気をだして表通りに出て周りを見渡してみる。
あった。スミスストリートの向こう側に並んだ建物のうち真ん中の一軒が麺屋
さんのように見える。
店の名前は、「YUMMY NOODLE」
どうも持ち帰りの店みたいやけどイートインもできるようだ。ちょうどええや
んかここで頂こう。
中を見ると大きな絵メニューが貼ってある。分かり易い。
タイ料理がメインのようやけど、どうみても中国料理ぽくもある。カウンター
の中を見てみるとやっぱり中国人のおっちゃんが元気よく声をかけてくれた。
やっぱり、中国料理人は世界中どこにでも進出してるんやなあ。
それで何を食べよう。
暑いし、朝にカロリー高いのんをたっぷり食べたんであんまり食欲はない。
辛い麺でも食って元気だそう。
それで、THAI CURRY CHICHEN WITH THIN RICE NOODLEと言うのを頼んだ。
タイのチキンカレー細麺炒めということかな？
イートインはテーブル２つしかない。殆どの人は持ち帰りみたいやから、それ
でいいのだ。
しばらく待っていると麺がきた。
やっぱりタイ料理というよりは中華風が強い。甘辛いエスニックな風味が少ない。
美味しいけど、けつけつして食べてると少々飽きてくる。
ご飯もんにしたらよかったなあ？
汁のある麺にしたらよかったなあ？
なんてことを日本語でぶつぶつ言うてると通じたはずはないけど気持ちは通じ
たのか、スープをあげようか？ と言ってくれた。オプションのスープをサー
ビスでつけてくれたのだ。
これで少々食べやすくなった。
どこから来たの？ って聞くと中国の福建省って言う。
がんばってはんのやねえ。
ご馳走さんでした。これで13ドル弱。やっぱり少々物価が高いんとちゃうやろか。
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ありがとうございました。
