AID-NEPAL ネパール大地震チャリティーイベントに行った

ある日、フェイスブックを見ていたら、「AID-NEPAL ネパール大地震チャリティー
イベント」というのが開催されるという案内があった。
ネパールの大地震復興の為に何かできることはないか、出来ることからやって
行こうではないかと芸術家の方々が中心になってボランティアでイベントが開
催されるらしい。それは素晴らしい事だ。私は、つい先だってネパール旅行に
行っていた。21日に帰国したら25日に地震が起こったのだった。
ネパールでは道行くたびにいろいろな人が声をかけてくれる。それは唯の商売
気だけではないように思えた。心優しい人達がこんなに沢山いてるんやと思え
た楽しい旅であった。しかし、その直後にこのような大地震が起きるなんて考
えもしなかった。あの人びとが痛ましい目にあい、あの建物や自然が崩壊して
しまったとは何とも心が痛んでならない。
何をすると言うても何もできないけど、少なくてもこんなイベントがあったら
参加してみたい。ささやかではあるけど募金もしてみたいと思った。
用があるので一部の時間しか参加できないけど取り敢えず行ってみよう。
地下鉄四ツ橋駅のすぐ西にある萬福寺に向かう。
開場時間ほど近く、もうかなりの人が集まっている。
舞台の前に椅子がずらりと並んでいたんで、座って待っていたら、どうやら、
1階が舞踊会場、2階が音楽開場になっているようだ。
では2階にあがろう。
最初は、この企画を主催されたシタール奏者の石濱匡雄さんのシタール演奏か
ら始まる。タブラという太鼓のような楽器を操る藤沢ばやんさんという人との
デュオだ。
シタール演奏ってじっくり聴く機会がなかったけど、素晴らしいなあと思った。
タブラのリズムと絡まって、複雑で重層的なリズムが有るときは激しく揺れ動
くと、有るときは緩やかにたゆたう。
ジャズもええけどこういうのもええなあと思う。
次はすずきなおさんの声楽だ。
これもまたすばらしい。
美しい澄んだ音色の声がゆらゆらと瞑想の世界に運んでくれるようだ。
ルンビニの菩提樹の下で聴いたらそのまま天上界にいけるかもしれん。

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いつまでも聴いていたいけど、そろそろ失礼しないといけない。
残念だ。
下に降りると更に盛況になっていた。
舞踊もやっている。こっちも見てみたいけどなあ。

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震災の状況を報じた新聞の展示もあった。

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これを見ていて唖然とした。
あの古都チャングナラヤンも被災して壊滅状態になってしまったようだ。
今回のネパール旅行で、ナガルコットからチャングナラヤンまで山道をゆるゆ
ると4時間ほどかけてトレッキングした。とても良い旅だった。
(順次ブログで掲載していきますのでご覧いただけたら幸いです)
トレッキングの終わりに峠からチャングナラヤンの寺院を遠望したのが素晴ら
しい想い出だ。それから、煉瓦造りの古都の跡に入っていった。

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あの美しい建物がが倒壊して、あそこに居た方々が被害を受けられたという記
事を読んで心が痛んでならない。
一日も早く少しでも復興が進むよう祈りたい。

こういう企画をすばやく主催された方々、それをサポートされた方々に敬意を
表したいと思う。
ありがとうございました。

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ありがとうございました。