映画、「チョコリエッタ」を見た

これは又不思議な映画だ。ようわからん。
映画の前に昼飯を食いにいった。初めて行った店やのにいろいろな旅の話をし
ていただいてすっかりええ気分になった。バックパッカー旅で東南アジア始め
世界中を彷徨い歩いてられるみたいだ。ついでにビールものんだ。
天気も良くてポカポカしてる。
これは寝てまうなあって確信してたんやけど、結局一生懸命見てしまった。
ようわからんけど魅力がある。
犬になりたい少女がいる。
フェリーニの「道」が好きだったお母さん。ジェルソミーナ→ジュリエッタ→
飼い犬の名前。どちらも死んでしまった。
おまえは誰だ? 「ワン」
将来を見失ってる若者がいる。
おじいちゃんの呪縛から抜けられない。
ひたすらビデオカメラを回し続ける。
カメラの画像に少女がなることになった。少女は海を見たいという。海に向か
って進もう。カメラも行く、若者も行く。
カメラを回し続ける人を撮る映画。
感想を5・7・5で述べよ。
寺山修司でも出て来るかな? そういうもんではないか。
分からんけど分かろうとせんでもええんやと思った。
クジラのバスがやってくる。
シュールやなあ。
ひまわりも旅芸人も。現実か? 空想か? 過去か? 未来か? 現代か?
日本にいつ軍隊が? この廃墟は何?
マグリットの絵を見てるみたいやなあ。
「映画は人間を元気にする」脳天気につぶやく人がいる。
わしもそう思う。

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映画が終わって、餃子屋さんに入った。
餃子とビールを頼んだら、となりのおっちゃんが紹興酒を頼んだ。
ガラスの小さいグラスにトクトクトクって溢れさしてる。
「こっちも紹興酒に変えてもらっていいですか?」
「他人のは美味そうに見えますわな」、「そうですねん」
「わしは20年ぶりにこの店に来たんですわ」、「わしは映画帰りで・・」
現実も楽しい。
わしは餃子で再生する。

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ありがとうございました。