いつもの東洋陶磁美術館に行きました。今回は「鍋島」特別展です。
やはり日本の磁器の技術はすばらしいですね。
有田焼の技術の粋を鍋島藩主が将軍などに献上する品として結集させた極上の焼き物の数々でした。
こういうのを見ていると、ヨーロッパのヘレンドやマイセンなどのものに比べても遥かに洗練されて格が高いと言ってもいいものだと改めて思いました。
技術の伝承だけでなく、デザインなどの面でも伝統の様式に埋没したり、陳腐化したりしないよう常に新しい工夫がされていました。こういう文化をしっかり持っているというのは我々の誇りですね。
丁度、出店もあって、現在の「鍋島」の雑器を売っていました。
感動した後だったので思わず買ってしまいました。
ぐい飲みの内側に、山水風の絵付けがされたものです。
今は、水墨画にも凝っているので、気に入ったものです。
時間を作って、是非、現地に行って、もっと好いものを見て、買ってきたいものです。
毎週月曜は、こだわりのモノについて語ってます。