先日、中国、江南、浙江の旅に行ってきて、今その旅行記のブログを連載中な
んやけど、その旅行の際に、紹興というところによって紹興酒を買ってきた。
紹興に行った目的の一つは「紹興咸亨酒店」に行って魯迅の孔乙己の酒場の雰
囲気に浸ることだった。ここには三度目で、行く旅に新しくなってしまうので
そんな雰囲気は今となっては見る影もないけど、紹興酒だけはあいかわらずお
いしいのだ。店で椀に入れて飲ませる酒を買って帰ることができる。
それがこの「太雕酒」なのだ。本来なら、プラスチックの大ぶりの瓶に入れた
ものを買って帰りたいんやけど、歳をとると帰りに手荷物にはできへんし、
スーツケースの中を入れ替えてなんて面倒くさいしと考えると小ぶりの瓶にな
ってしまう。
それでも味は一緒やからまあええとしよう。
しかし、この紹興酒は酒好きのわしにとっては感動的に美味い。
甘いくせにべたべたしいへん。
濃い味やのにしつこくない。
それでいて深みのある味わいなのだ。
やっぱり紹興まで行ってよかった。
因みに同じ味わいの紹興酒が上海の孔乙己酒店にも売っている。
こちらは何という名前なんやろ。こっちも買いにいかんとあかんのだ。
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＊ 私のお酒ノート ＊
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名前 太雕酒。
種類 紹興酒。
原料 大麦麦芽。
購入日時 2014年 11月。
購入場所 中国 紹興市。
生産時期 不明。
生産場所 中国 紹興市。
アルコール度数 約14度。
熟成年数 8年。
色 黒糖色。
味 甘いくせにべたべたしいへん。濃い味やのにしつこくない。それでいて深
みのある味わいなのだ。。
香 醸造酒特有の匂いがするが強くはない。
感想 甘いわりにさっぱり感があって、濃いわりにしつこくなく、深みのある
味わいですぐに飲んでしまう幸せな味。
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ありがとうございました。