さて、用がすんだら、バンコクから南西の方角にある水上マーケットと市場の
中を電車が走るというメークロン市場を目指すのだ。
何となく話が変な具合に流れて、かなりの距離があると言うことで、乗り合い
タクシー風に行くことになってしまった。しかも6人が一台のタクシーに乗ると
いうのだ。そんなんありえへんと唖然としたけで、ぎゅうぎゅう詰めながらも
乗れてしまったから不思議だ。
警察に捕まらへんの? こんなんで何時間走れんの? 疑問符が一杯やけど、
車はどんどん走る。どんどん走るけど、一向に着かへん。
1時間たった。全然気配もない。
2時間たった。まだまだらしい。
2時間半たった。どうも近くまできて迷ってるらしい。
しかし、不思議なもんやね。こんな乗り方でもなんとなく慣れてきた。
3時間ほども走ったやろか? やっと到着した。
いきなりえらい人や。
通路は人がびっしり。食いもんやさんが一杯、うまそうや。
通られへんから立ち止まって見てるとよけい食べたくなる。腹が減ってるから
よけい腹が減る。
ジュウジュウあげる音とおいしそうな匂い。たまりませんな。
それはええけど、いったいいつになったら電車市場に着くんやろ。
実はこの時点ではまだ電車市場に行くもんやと思てた。しかし、何かの話のく
いちがいでか、水上マーケットに向かってたらしいのだ。
それで水上マーケットが見えた。
正確には、物売りの人たちが船にのってやってくる所謂「水上マーケット」と
は違って、船遊びをするのが基本のところで、その人たちに水上で食いもんな
んかを提供したり、川っぷちでいろんなモノを売るという場所らしい。
みなさん船に乗って楽しそうや。
わしらも乗るかって聞かれたけど、ここで時間使ってしもたら肝心の電車市場
に行かれへん。とりあえず昼めしを先に食おうということになった。
こんなカレーも食ってみたいなあ。
でもまあ、とりあえず旨い麺を食わせる店があるという。
なかなか妖しいとこがええなあ。
お客さんで一杯やからおいしいんやろなあ。
一番からいやつ頂戴。
いつものパターンだ。いきなり辛い匂いがぐっとくる。
ええなあ。お汁はただ辛いだけやなくていろんな味が複雑にからんでいる。
魚醤系の味やね。麺は中華麺を選んだんで細身の堅め。量は少ないけどお汁の
味がようからんでおいしい。海鮮の具なんでイカやエビもおいしい。
ついでに辛さを足してみよう。
なかなかいい。
ちょっと足りんかなあ、もうちょっとだけ何か食いたいなあって思うけど、体
の為にはこれくらいでちょうどええのだ。
ご馳走さんにしよう。
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ありがとうございました。