最近読んだ本、「シャーロック・ホームズ 絹の家」、「(おいしい文藝 ずるずる、ラーメン」

  • 2014年11月24日
  • 2人
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アンソニー・ホロヴィッツ、「シャーロック・ホームズ 絹の家」
シャーロキアンという言葉があるそうな。シャーロック・ホームズとワトソン
博士がが実在したと本当に信じてるかのように振る舞う熱狂的なファンの事ら
しい。そやから、コナン・ドイルが死んでも別の物語があってもええわけなの
だ。ワトソン博士が新たなシャーロック・ホームズの活躍を世に送り出した。
となるとホームズの続編はいくらでもできる。
そうなるときりがないんで、コナン・ドイル財団とか言うのがあって、正当性
を認定しているのだそうだ。偽物に正当性があるもんかどうかわからへんけど、
この本はその認定を受けた唯一の本なのだそうだ。
テレビやなんかでも、オリジナルの作品をリメイクして全く違うモノとも思え
るような斬新な作品を見せてくれる場合が多くて楽しませてくれる。
この作品は、コナン・ドイル財団認定品らしく、オリジナルの香りが十分あっ
てまるで連続モノの続きを読んでいるようだ。ただし、かなりの長編になって
いて、今までの一幕モノが複数からみあって複雑化してるのでその分面白く、
楽しめる構造になっている。
何にしてもシャーロック・ホームズは永遠なんやね。

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著者多数、「おいしい文藝 ずるずる、ラーメン」
この本、えらい著者多数だ。
それぞれの著者がラーメンへの思いを短編で綴っている。
ええ話もあればしょうもないのもある。読んでからのお楽しみやね。
椎名誠 —-駅裏路地裏裏ラーメンの謎
宮沢章夫 —-度を越す人
川本三郎 —-相撲とラーメン
角田光代 —-はっこいラーメン
池上永一 —-麗しの愛人ラーメン
吉村昭 —-幻のラーメン
津村記久子 —-すべてはこってりのために
久住昌之 —-悪魔のマダム
町田康 —-静謐なラーメン
島本理生 —-ラーメン女子の実態
内澤旬子 —-ソウルフードか、ラーメンか?
内館牧子 —-ラーメン
東海林さだお —-午後二時のラーメン屋
村松友視 —-酒のあとのラーメン
千葉雅也 —-タナトスのラーメン
林静一 —-屋台のラーメン
丸山健二 —-仙台のラーメンとホルモン焼き
片岡義男 —-焼き餃子とタンメンの発見
池部良 —-そば大会
丸谷才一 —-日本ラーメン史の大問題
北杜夫 —-真夜中のラーメン
開高健 —-ラーメンワンタンシューマイヤーイ
古波蔵保好 —-「元盅土鶏麺」という名のソバ
荒木経惟 —-カルロ・パンティとベトナムラーメン
馳星周 —-トルコ風ラーメン
藤子・F・ 不二雄 —-あこがれのラーメン
藤子不二雄A —-あこがれのラーメン
森下典子 —-わが人生のサッポロ一番みそラーメン
曽野綾子 —-ラーメン時代
沢木耕太郎 —-仏陀のラーメン
吉本隆明 —-ラーメンに風情はあるか
江國香織 —-最近の至福
石垣りん —-ラーメン
たかが、ラーメン、されどラーメン。
ラーメン食いにいこ。

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