ロサンゼルスのユニオンステーション駅に着いた。ここは大都会、いろいろと
エキサイティングな街なんやろなあ。
ジャズが似合うとってもエレガントでクールなとことちゃんやろか。
想像は膨らむけど、今回はゆっくり見物する時間がない。ここで２泊するんや
けど、グランドキャニオンに現地ツアーで出るんで夜寝るだけなのだ。
まあ、それはともかく、まずホテルまでたどり着かんとあかん。
とにかくメトロの乗り場を探そう。
バスの係員に聞いて、指差してくれるほうを目指す。要するに直ぐ側の建物に
入るだけの事。中に入ると表示板がいっぱいあって分かりやすい。
とりあえずトイレに行ってからメトロ乗り場へ行こう。綺麗で整然としてて、
ややこしそうな感じは全く無い。やっぱり安心なコースやね。
案内表示に従って下に降りて行く。
メトロのチケット売り場があったけど、自動販売機しかない。やってみるしか
ない。一応一律料金みたいなんやけど、いろいろ選択肢があってようわからん。
老眼鏡かけてもようわからん。見える見えへんの問題やない。とりあえずそれ
らしいものを選んでみた。シニア選択もあるんでそれもチェック。
それを持って、自動改札のところに行くけど、チケットは自動用の磁気が付い
てない。おかしいなって思ってると係員がこっちへ来いと合図する。
チケットを見て、「これちゃうやんか。これ、メトロバスのチケットやで、お
前ら何間違うてんや。買いなおしてこい。」なんて意味らしいことを言って、
券売機を指差す。「やっぱり間違てたんか。すんまへん。」とあやまって、券
売機まで、戻りかけたら、その係員がかわいそうに思たんか、「こっちへ来い。
入れたるわ。」って言うて、改札を通してくれた。
「ありがとう。」ってみんな中に入ったけど、入るのんはええけど降りる時ど
うなんの？ って又不安になるけど、まあ行ってみよう。
メトロの電車は興奮してて写真とんの忘れてた。余裕なかったんやね。
電車はそう新しくは無かったけど内部は清潔。そこそこ混んだけど、不安感も
何もなくて無事に目的地の7thストリート／メトロ･センター駅に到着した。
ぞろぞろとスーツケースを引きずって地上に上がる。ここからホテルまで歩い
ていかんとあかんのだ。
念の為に道を確かめとこと、通りがかりの若い女性に地図を見せながら目指す
通りの場所を聞いたら、あっちやと指をさす。そっちへ行くけどなんかおかし
い。もいっかい、別の男性に聞いたら、ぜんぜんちゃうやんか。
適当な人が多いんやなあ。
歩きながら方向も正しいと分かってきたんで安心する。
えらいかっこええ、おしゃれな店が多い。
もう19時すぎてるから店がオープンしかかってるようだ。えらいモデルみたい
に美人の黒人女性が道端に立ってはった。側にはちょっと怖そうな若い男が何
人か。
ほう、こういうのがロスなんかと緊張しながら横を抜ける。20分ほど歩いて、
やっとホテルに着いた。インド人経営の簡単に言えば安ホテルだ。
あんまり綺麗とはいえんけど不潔ではない。エアコンはあるけど、窓に固定す
るやつで音はうるさいし微調整は効かへん。けどまあ特に不満があるわけでは
ない。こんな値段で泊まれたらよしとしよう。
それで、とりあえず晩飯を食いたい。
ロスやったらと、いろいろ調べてきた。ステーキのうまそうな店もチェックし
てある。しかし、タクシーやと6人やからばらばらになってリスクが高い。
歩いていくには、このあたり、夜はなんか怖そうや。
どうしても良いレストランに行かんとあかんわけやないんで、事前調査済みの
近くのスーパーで晩飯を買って部屋で食うことにした。
ビールを買って、皆で宴会とすれば、その方が愉しい。
と言うことで、今日は緊張の一日、写真もあんまり撮る余裕がなかったけど、
無事に済んでよかった。
乾杯。
お疲れさんでした。
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ありがとうございました。
