マレーシアへ行こう!(リニューアル編)50-ジャテルウィの棚田に雨が。

9年前に書いた旅のブログをリニューアルします。文や写真、その後の気持ちや情報なども追加、リニューアルしてみたいと思ってます。

 

スケッチをしてたら、急に天気が。

緑の匂いに浸りながらええ気分でスケッチをしてたらえらい時間が経ってしまった。

気がついたら、黒い雲が頭の上に。

これはいかん、友人と合流する。

雲行きが怪しくなってきてる。

出会ったとたんに驟雨がやってきた。

いわゆる南国のスコールみたいなやつ。すごい勢いだ。

あじあん

慌てて手近のレストランに駆け込んだ。

休憩してビールでも飲みたいと思てたとこなんで、実は丁度よかったのだ。

早速ビールをいただく。やや濃い目でおいしい。

なんかアテはないんかと聞いたら、そんなものないという。

レストランちゃうんかい。

定食ならある。

てなことでサティのやつを。

ライスは要らんかったら食わんといたらええ。けど意外とうまい。

あじあん

前も見えへんほどの雨の奥で棚田がけぶっている。

雨は、えらいことになってきた。豪雨、大粒の雨が叩きつけるように、どどどっと降っている。


もしかしたら、これが一番絵になってるやんか。

丁度ええわいとビールを飲みながら南国の雨を見物してたけど一向に収まらへんので豪雨をついて、車に乗り込む事にした。

幸いレストランで傘を貸してくれた。

あんまり濡れんで車に乗り込めた。すると車まで傘を取りに来てくれた。えらい気がきいてる。

あじあん

しのつく雨の中を車が走る。

 

前がろくに見えへんくらいよう降ってる。

少しやんでんで来た。と思たら、また降って来た。

その繰り返し。

山間部を抜けたら今度は平地の道路へ。

やっぱり、田んぼが続く。

急に雨が降っても道行く人は皆慣れてはんのか傘をさしてる人なんか居いへん。

かなわんなあって顔を顰めるでもなく適当になんかで防御して平気で歩いてはる。

更に進んで行くと、緑の平原から黄金の平原に変わってきた。

こっちでは刈取りの時期らしい。雨の中、菅笠を被って一生懸命稲刈り作業をしてはる。あっちでは田植えこっちでは刈取り。

なんぼでも植えたら刈ればいい。

魔法の土地を持ってるみたいやんか。

豊饒の地。ええですなあ。

 

このあたりの地図。

より大きな地図で ジャテルウィ棚田 を表示
あじあん

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