マレーシアへ行こう!(リニューアル編)28-丘の上にはセントポール教会。

9年前に書いた旅のブログをリニューアルします。文や写真、その後の気持ちや情報なども追加、リニューアルしてみたいと思ってます。

 

「セントポール教会」

丘の上には教会らしき建物があった。

雨の中、ぬかるんだ道を登ってやっと上まで来た。

修復されたと思しき煉瓦造りの建物がある。

これが、「セントポール教会」の跡なのだ。こっちは裏口、表に回ってみる。

教会というても、瓦礫を積み直して修復しただけの残骸的なやつだ。

とりあえず中に入る。雨にあたらんで済むやろ。

と思たら大きな間違い。屋根がない。壁だけだ。

床が濡れてる。

壁には石碑がたてかけてある。

あじあん

夥しい数の石碑がたてかけられてる。

これって何やろ。

ここと、下の要塞とはポルトガル占領時代からセットになってたという。

ここに暮らしたポルトガル人の墓標みたいな気がするなあ。

登ってくる時に見たお墓と同じようなもんやろか。

紋章みたいな図柄とか、いろんな文字が刻まれている。

個人を生前の業績を讃えたやつ?

知らんけど。

ポルトガル語なんかわからへんからさっぱりだ。

じっくり調べたら、当時の歴史が浮かび上がってくるんかもしれん。

まあ、あんまり興味ないけどね。

あじあん

室内に大きな鉄の編箱が鎮座してる。

これはなんやろ?

この時はわからへんかったけど、フランシスコ・ザビエルの遺骸を祀ってた場所らしい。

中国のどこかで亡くなって、ここまで遺骸が運ばれた。

何ヶ月かここで安置されて、そのあと、インドのゴアに送られたらしい。

遺体はミイラにされたのかなったのか、とにかくミイラ状態で保存されてるという。

こんなに暑いとこばっかりに何ヶ月も置いとかれて、ちゃんとミイラになるなんてえらいもんだ。

これが聖人といわれる所以なのか。

知らんけど。

ネコちゃんも知らん顔だ。

あじあん

反対側の壁には、ここでもアーティストさん達が居てはった。

雨よけはどうしてはったんやろ? もう忘れた。

撮影禁止マークがあるんでちらっとだけ。

ごめんなさい。

下はおっちゃんやったけど、こっちは若者達。

スケッチ画が多い。

こんな風に世界遺産であっても、有料か無料か知らんけど、一般市民に場所を提供するのはええことではないやろか?

詳しい状況はわからんので何とも言えんけど。

あじあん

朝陽と夕陽。

後で分かったんやけど、ここの扉は正確に東西を向いているらしい。

その証拠に屋根に方位板が付けられているのを見ると、右が北、左が南になってる。

ということは前が西、後ろが東だ。

それなんで、春分の日と秋分の日には後ろから朝陽が登って、前に夕陽が沈む。

はずだ。

見たことないけど。

なんだか、四天王寺の日想観みたいやね。キリスト教は西方浄土とは関係ないんか?

この現象にはあんまり関係ないみたいやね。

それでも、ここは夕陽の名所らしい。

海の見える丘の上やから当然美しい景色が見えるんやろね。

外にはザビエルさんが居てはった。

小さな場所なんでじきに見飽きる。

あじあん

外にでる。

おや、ザビエルさんの像がある。

右手が無いっていう話やったけど、やっぱりそうだ。

この由来はわからへん。興味ない。

やっぱり眺めはええですなあ。

市街が一望できる。

海も見える。

夕陽を見るための絶景ポイントらしいけど、まだ真昼間だ。

それは無理。

ザビエルさんご機嫌よう。

そう言えば、この旅の前に「南蛮のみち」を読んでいた。

ザビエルの足跡を訪ねる旅だ。とても面白かった。

このあたりをウロウロした地図。

より大きな地図で マラッカ遊 を表示
あじあん

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