これは何やと言うと、唯の鰹節削り器。
あの堅い鰹節を薄く削り出す鉋のようなやつだ。
こっちは何やと言うと唯のそろばんだ。
何でこんなもんを写真に撮ったかと言うと、今解体してる家から持ち出したも
のなのだ。もうこれで終わりなんやと家の中を見てるうちにふと目についた。
こんなん見てると何か昔の生活のいろんな事を思いだす。
家を解体するのに、あんまり準備期間なんか考えんと一気にやってしもた。
それでもいろいろ手間のかかる事が沢山あった。
例えばピアノどうしょう。
買い叩かれて売るくらいなら使う人の貰って貰える方がええって考えた。しか
しなかなか貰ってくれる人がいない。震災などに寄付というてもいろいろ条件
があるみたい。貰ってもらうにも今度は送る費用が馬鹿にならない。引越しよ
りもピアノ1台の送料の方が高い。それでもやっと貰っていただけた。
本はどうしよう。図書館に寄贈しようと相談に行ったらいらないと言われた。
図書館は必要な本はそろえてあるんで、基本的に寄贈は必要ないってびしっと
言われてへこんでしまった。ほんまやろか?
何か資源のうまい使い方ってありそうな気がするけどなあって不消化な気分が
残った。
要るものは少々残して後はブックオフの宅配買取サービスで引き取ってもらっ
たけど二束三文とはこのことだ。
時間をかけて行き先を考えるべきだった。
捨てるに忍びない家財は運送会社に運んでもらった。時期を選べば驚くほど安
いと言うことがわかった。しかし置き場所の確保が問題だ。
よう見たら家電製品も使えそうなのがある。エアコンや冷蔵庫、洗濯機などだ。
全部まとめて廃棄処分したけど、お金になるならないは別にして、計画をたて
て行き先を探しておいてたらよかった。資源の無駄遣いだ。
何だかんだと解体にかかってからよう考えて準備しといたらよかったと思う事
が沢山あったけど、始まってしまったらどうしょうもない。
何度も見直してたら心が残るし、えいっと思い切らなしょうががい。
それに解体作業が予想よりかなり時間かかってる。
さて最後はどうなってしまうやら。
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