寒い日が続くと暖かいもんが食いたくなる。特にそれが特別おいしかったり、
めったに食べられへん珍しいもんやったりしたら、そいつを想い出してよけい
欲しくなることがある。この「わらじや」の「うぞうすい」も前に寒い、寒い
時に食べた珍しい鰻のぞうすいの味がおいしかったんで、けっこう高い料理や
けど又行ってみたいなと思っていたんやけど、ちょっとついでもあったし、
たまにはええもん食ってみたいではないか。
店構えは昔ながらの老舗の佇まいではあるが、中は結構改装されて、機能的
になっている。わしらが予約で頼んでたんは椅子せきやったんで、部屋がいく
つかある中で、洋風のテーブル席で個室ではないとの事であった。
先客が一組だけ、ちょうどメインのぞうすいがでてふうふうとおいしそうに食
べてはるとこやった。
メニューに選択の余地はないんで自動的にうぞうすいのコースが始まる。
まずはお抹茶とお菓子。こんなんいらんちゅやいらんのやけどね。
それから先付け。上品な仲居さんが運んでくれはる。
つぎは鍋だ。
これはぞうすいとは別もんだ。
鰻を筒切りにしたものと九条ねぎと福井の?お麩が入った鍋だ。
あつあつで体があったまる。ねぎも麩のおいしい。山椒を入れたら絶妙の
おいしさだ。3年坂の有名な山椒屋さんのを使こてはると言うてた。
それにしてもお隣のお客さんの会話が気になる。
あきらかにご夫婦ではない。あきらかに不倫のお二人風でもない。
もちろん恋人風でもない。仕事関係とは思えない。
疑問は深まるばかり・・・。京都の有名店てこういう謎の二人連れが多いみ
たい。
あほなことを考えてるうちにメインのぞうすいがきた。
えらいたっぷりある。熱々でおいしい、これも山椒入れたろ。
おいしいけど全部食べんのしんどい。こんなん持って帰るわけにいかへんし
無理して食べよ。
でもおいしい。
しかし、こころなしか、鰻が小さくなったような。
最後はデザートに果物が。
店名 わらじや
ジャンル 鰻ぞうすい
住所 京都市東山区七条通本町東入(京都国立博物館のすぐそば)
電話 075-561-1290
時間 午前11:30~午後7:00
定休日 火曜
言語 日本語
メニュー なし
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