運転手が道々言うには、この道はずっと行くとはるか山を越えて、台湾島の西側
台中の方に繋がっているのだそうだ。もしかしたらわしらが昨日まで行ってた
あたりに先の方なのだ。その道を通す工事は非常な難工事でえらい沢山の人達
が亡くなったのだそうだ。次、行くとこは、その工事で亡くなった人達の慰霊
のためにたてられた祠なのだそうだ。
車は又トンネルと抜けて、大きい道をぐるっと戻るように回って行く。
谷あいにそれらしき祠が見えて来た。
一旦対岸の建物に寄って全容を見る。
山から流れ落ちる瀧を背負って麓のあたりに大きな祠があって、更に山の中腹
にも小さな祠があって、ちょっとした絵になっている。
上のほうの祠はちと見えにくい。上るのもしんどそうだ。
この建物でがまんしてたトイレにやっと入れた。ここのトイレはえらい綺麗だ
った。さっきのように閉鎖してるトイレもあるけど、この太魯閣峡谷にある
観光施設のトイレは総て驚くほど清潔に手入れされている。これはすごいと思
った。
さてそれでは行ってみよう。
こういうトンネルの工事にえらいてこずったのだった。
あちこちに仏像が安置してある。
祠の中には亡くなった総ての人の名前が掲げられていた。
わしらもここでご冥福を祈ろう。
このまま上に行ったら景色がよさそうやけど、誰も上ってへん。道はかなり急
みたいでしんどそうや。さっきは仰山歩いたし、時間も昼時になってきて腹も
へってきた。
ここはこれくらいにして、昼飯にしよう。
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ありがとうございました。