インド、ダージリン、シッキム遊-45、さらばデリー

さて、地下鉄に乗って、キャロルバックの駅まで戻ってきた。
実はガイドブックを見てたら、キャロルバックの駅の近くにも有名なレストラ
ンがあるそうなのだ。しかも駅の近くだ。最後はそこでインドの有終の美を飾
ろうではないかと思ったのだ。最後は地下鉄をイエローラインからブルーライ
ンに乗り換えてホテルのある、キャロルバックに着いた。レストランは駅の近
くにあるはず。
しかし、駅の近くがこんなに賑やかなとこやとは知らんかった。

ちょっとした通りがあって後は何もないと思とったけど、えらい違いや。

ちょっとしたバザールになってるやないか。

それにしてもレストランは全くわからへん。しかたないから聞きもって歩く。
大分遠いみたいや。何人にも聞いて、だんだん近寄ってきた。
どうもここらしい。

「やった。やっと見つけた。」と思いながらも悪い予感が。
やっぱり閉まってた。と言うより、時間が早すぎてまだ開店してないみたいだ。
今で18時頃。他に店を探してみるが、全くそういう雰囲気がない。
それやったらもうホテルに帰らんとあかん。焦って歩き始めるけど、中をぐる
ぐるしたんで今度はホテルの方角すらわからん。近いはずやのにと焦る。
雨も降ってきた。よけい焦る。
その時、オートリクシャのおっちゃんがやってきた。「どこへ行くんや?」と
言う。ホテルの名刺を見せると、「近くやで。そこ行って、あそこまがって、そ
の先や」と言うような事をいう。言いながら、「10ルビーでどや?」とも言っ
てくる。ついくせで、「いらん、いらん」と手を振って、あとちょっとやから歩
こと、歩き始めたけど、ここで、ふと考えた。10ルビーって20円ほどやんか。
そんなんで行けるんやったら絶対乗せてもらうべきやんか。
あわてておっちゃんを呼び戻して、乗せて貰った。
ほんますぐに着いた。えらい楽やった。
降りる時、「10ルビーやったな」と言うたら、「1人10ルビーやで」と言う。
「アホか」と言いながら10ルビー渡してさよならした。向こうも、「ありがとう」
って言ってるから、まあ言うてみただけやろ。
しかし、迎えてくれたドアマンにも10ルビーチップやらんとあかんのだ。
さて、これで予定は総て終わった。結構泥道を歩いたんで足がどろどろや。
シャワーを浴びて着替えしてさっぱりできるのがうれしい。レイトチェックアウト
にしといてよかった。
晩飯は、しかたないから又、ホテルのカレーを食おう。
20時になったら、迎えが来た。昨日のやつだ。当然今日の送迎のチップは少ない。
運転手と100ルビーずつあげた。相場は750-1000ルビーって言うけど、昨日の事が
あるからしゃあないのだ。


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後はデリー→香港→関空と帰るだけ。
インド、ダージリン、シッキムの旅の話はこれにておしまいだ。
皆さん長い間有難うございました。

次ぎはタイのチェンマイ、バンコク、カンボジアのアンコール遺跡に行ったので、
その旅の話をしたいと思います。よかったら又ご愛読下さい。

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ありがとうございました。