インド、ダージリン、シッキム遊-44、デリーの地下鉄

さてデリーに地下鉄(MTR)についてちょっと触れておこう。
簡単に言えば、えらく便利で、えらく安くて、えらく満員だ。

わしらの泊まったホテルはデリーでもかなり北西の郊外の方だった。自由時間
はどうしょうと心配してたが、地下鉄(MTR)の駅がすぐ近くにあるとわかって
安心した。タクシーやオートリクシャやと行くのはええけど帰りが心配だ。ホ
テルの場所がきちんと伝わらへんとどこへ行ってしまうかわからんし、遠けりゃ
遠いほどぼられる確率が高くなる。その点、公共交通機関やと全く安心や。し
かも地下鉄網が結構発展していてほぼ行きたいところへは地下鉄で行けそうだ。

それにメトロカードの1日券なんかがあるので乗り降りもピッとするだけです
む。チケット売り場や自動改札機でとろとろ、うろうろしなくてもいい。
しかし一番の問題は混んでるということだ。
乗り換えの移動もわかりやすいけど、大きな乗換駅では人ごみに押し流されそ
うになる。

ホームに行くと、これ以上に大変だ。
行列などと言うかわいいもんではなくて、人が溢れかえっている。

しかし、こんなに人がいるのに阿鼻狂乱も押し合いへしあいもない。
電車が来たら、それなりに圧力感はあるものの大きな騒ぎも無く、ぎゅっぎゅ
っと中に押し込まれていく。中国なんかとはえらい違いだ。
座席の争奪戦もすごくて、一瞬埋まってしまうし、ゆるゆるとは座れない。
皆さん席を譲り合うというか、押し合って、体を小さくして座れるだけ座って
いる。日本やと隣に荷物おいたり、わざと小さな足をはちかって2人分くらい
の席を占領する人がいていやな感じで落ちつかへんこともあるけど、ここはそ
んな事はゆるされないのだ。それにわりと老人に席を譲る人もおおい。中には
日本と同じように寝たふりをする人もいるけど気持ちよく立って譲ってくれる
人も多い。しかも、例えば、優先席で、初老のビジネスマンらしき人が先に座
った若者のとこに入って、「ここは優先席やで」と無理やり自分に席を譲らせ
ていた。座ったらすぐにスマホをいじってる。「ええ根性してるわ」って思っ
てたら、わしらを見つけて手招きして、「ここへ座れ」と言って席を立った。
「へえ、こういう人がいてるんか」と感心した。
まあ、人が多いんでめったに座れることはないけどやっぱり地下鉄で移動して
よかったと思う。
駅も電車も清潔でも気持ちがいいから旅行者もどんどん利用するのがいいと思
う。

行き先表示は乗り換えも分かり易いけど、英語表示が無いときもあるので注意
が必要だ。
乗る時は、自動改札手前に必ず安全検査があるから注意しよう。
トイレは改札の外にある。無い駅もあるから注意が必要。


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ありがとうございました。