インド、ダージリン、シッキム遊-42、コンノート・プレイスあたり

かなり歩き回ったんで腹がすいて来た。そろそろ昼飯の時間だ。しかし、デリー
でどこでどう食ってええかさっぱりわからん。今まで見た屋台めしはあんまり
食う気がしなかった。それではとりあえず、一番繁華街と言うか土産物屋街と
言うか、感覚的には大阪なら心斎橋通りあたりのような気がした、あくまでも、
ガイドブックを見た感じではあるがコンノート・プレイスと言うところに行っ
て見よう。フマユーン廟のあるJLNステーションから2つ目のセントラル・セク
レタリアートまで戻ってイエローラインに乗り換える。そこから2つ目のラジブ
・チョークで下りればいいのだ。簡単、簡単。
「あれっ?」、外の出たら何か思っていたのと全然景色が違う。街行く人に聞
いて見た。どうも要領を得ない。ガイドブックの店を指差して、「此処へ行く
にはどう行く?」と聞いても、そんな所ないと言う。
しまいには「ここはいったいどこや?」と聞いてしまったら、「お前はアホか?」
と言う顔をされてた。
「おかしいな?」と又駅に引き返す。どうも乗り換え駅から反対方向に乗って
しまったようだ。2つ目と言うのだけが頭にあって、違うとこで降りたのに気が
つかなかった。何ちゅうアホや。それで又気を取り直して地下鉄に乗って、今
度は地図通り。

やれやれ。こんどはガイドブックにあるブランド店やらお土産屋さんやらが軒
を連ねるあたりにやってきた。

おっと早速若いお兄さんがやってくる。「どこへ行く? 私が案内してやる。
何が買いたい?」えらいしつこい。どこまでも付いて来る。
ゆっくりレストラン探したり、ガイドブック見たりできへん。難儀やなあ。
とにかくこいつを振り切ろうとぐんぐん歩く。その間にも、どっかええレスト
ランあれへんやろかと目で探す。西洋料理店や喫茶店なんかは目に付くけど、
インド料理のレストランなんかは全くない。
もう一度ガイドブックをよう見てみるとサラヴァナ・バワンとか言う南インド
料理の店がこの界隈にあるらしい事がわかった。人気の店なんで行列必死とも
書いてある。まあとにかく行ってみよう。

それにしても暑いなあ。
雨はとっくに上がって日差しがカリカリと音をたてるようだ。
結構遠い。
「まだかいな?」と自分が案内してるはずやのに、地図を持ってるヤツに当た
ったりする。この辺は中心街やからか信号が多いんで車が多い道を渡る時に助
かる。歩行者用の青信号はえらい短いけどこれがなかたら渡られへん道が多い。
通りながら他にもレストラン無いかチェックしながら歩くけど、インド料理の
見せは見あたらへん。
それでもやっと着いた。

「やっぱり!」えらい並んでる。人で一杯やんか。こんなん待ってられへんで。
一瞬であきらめた。
そうなると他の店を探さんとあかん。けどもう疲れた。
「何でもええ。ビール飲めたらええとしょう。」思い切り妥協する。
帰り道にあった。ピザ屋さんに飛び込んでしもた。
折角インドに来て、ピザかいなと思たけど、まあ、安心は安心。しかもまあ美味い。

ビールが喉に沁みる。
旅慣れた人には、わしらのやってることはアホみたいに思えるやろなあ。
もっと情報調べとかなあかんなあ。


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ありがとうございました。