インド、ダージリン、シッキム遊-36、バグドグラからデリーへ

デリーからバグドグラまで山岳鉄道と共に走るのは非常に楽しかった。
こんな感じなら、次は絶対このコース全部を列車で走りたいものだと思った。
それで途中下車なんかしたらもっと楽しいやろう。
哲学的な威厳のある人に沢山出会えると思うのだ。

そんなことしたら次の列車が何時来るか、もしかしたら来いへんと言うことも
あるかもしれん。
なんて事を考えながら車に乗ってたけど、いつの間にか下についてしまった。
バグドグラの街は、極めてインド的な街のようだ。

しかも暑い。暑さが似合ってるようでもある。

エアコンの中から余裕をもって眺めながら空港に着いた。
さっそく荷物を奪いにやってくる人がいる。チップをケチるわけでもないけど、
たかがスーツケース1つ、運んでもらったところで大して嬉しくない。それで
チップどうのこうのと考えるだけで面倒くさい。無事振り切って中に入った。
チェックインカウンターに行くと誰もいない。
早く着きすぎたみたいだ。まだ3時間ほどある。2時間半前くらいに開くのだろ
う。しばらく待っとかんとしゃあない。とりあえず、荷物を置いて並ぶ体制に
入っておく。

それであたりをゆっくり見渡してみると、なんとなく様子がおかしい。皆さん
スーツケースをX線の検査機のところに持って行ってるようなのだ。国内線で
事前に荷物の保安検査をするって言うのは昔はあったけど最近はあまり経験が
ないんで気にしていなかったけど、ここではあるんかもしれん。
それで近くにいた係員に聞いてみると、チェックイン前に荷物検査して封印を
してもらっておかないといけないみたいだ。
「早く気がついてよかった。」チェックイン始まるまで、ここでぼーっと並ん
でたら、始まったとたんあっちに並び直さなあかんとこやった。
それで行列に着く。待ってるうちにどんどん列が伸びて来た。
前の便の人から先に検査が始まってる。わしらはまだまだだ。
見てると、急いでいるようでも皆順番を守ってる。もしこれが中国やったら、
収集つかへんくらいごちゃごちゃになってるやろなあと思う。わしらも順番守
って顰蹙を買わんようにしよう。
とうとうわしらの便の保安検査が始まった。

荷物が出てくるのを待ってたら、先にチェックインに行けと言う。後で持って
行ってやるからと係員が言う。ありがたい。
チェックインも無事済んで、定刻どおり出発。
と思ってたら、30分ほど送れた。まあよくある話。


より大きな地図で ダージリンからバグドグラ を表示

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